カテゴリ:読書
4月の読書メーター
読んだ本の数:12 読んだページ数:3626 ナイス数:266 1973年のピンボール (講談社文庫)の感想 ピンボールマシーンは苦手だったので、まったくうまくならなかったことを思い出す。僕と鼠の冒険が始まる。 読了日:04月29日 著者:村上 春樹 カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)の感想 「向日葵の咲かない夏」のどろどろ感が馴染めずに、興味のわかない作家だったのですが、今さらながら本書を読んで、後悔しています。ラストすべて終わったかと思いきや、さらなるどんでん返し。読了後もまだどこかでだまされているのではないかという気がします。映画もあるらしいのでビデオで探します。 読了日:04月28日 著者:道尾 秀介 男と女のワイン術 日経プレミアシリーズの感想 軽く一読したが、ワイン選びに際しての基準の持ち方が丁寧に説明されていた。もう一度熟読して実践したい。 読了日:04月26日 著者:伊藤 博之,柴田 さなえ 風の歌を聴け (講談社文庫)の感想 40年ぶりの再読。当時は同世代の主人公とのあまりにもギャップのある生活に呆然としていたが、今となってはただの小説だと客観的に振り返ることができる。確かにあの時代、クールになろうと心掛けていたことを思い出す。 読了日:04月24日 著者:村上 春樹 昭和40年代ファン手帳 (中公新書ラクレ)の感想 昭和40年代は、まさに小1から高1までの自分。著者の二つ下か。懐かしい話題が頭を駆け巡る。思春期を過ぎると著者との家庭環境とのギャップが感じられる。それとも多感な時代の2歳という差の大きさか。この時代、女性の目から見るとまた光景が違うのだろうな。連れ合いに聞いてみるか。 読了日:04月23日 著者:泉 麻人 美しき愚かものたちのタブローの感想 後半の日置釭三郎の物語に心動かされた。これだけで一冊の本にしてほしかったところ。昨年の西洋美術館での松方コレクション展をきっかけに大まかな様子は知っていたが、改めてこれらのタブローが日本にある理由、そしてゴッホの「アルルの寝室」が日本にない理由がよく分かった。 読了日:04月20日 著者:原田 マハ ワインの基礎知識―知りたいことが初歩から学べるハンドブックの感想 内容も分かりやすくビジュアル的にも見ごたえがあり基礎知識を得るにはちょうど良かった。同じ内容が繰り返し出てきて復習にもなったが、例えばアントシアニンが次はアントシアンと書かれていたり、知識チェックのコーナーの質問内容が優しかったり難しかったりで一貫していなかったりしたのが残念。色を変えて強調してあるところも何故かよく分からないところがあった。 読了日:04月20日 著者:若生 ゆき絵 罪の轍の感想 圧巻の展開の物語。空き巣を繰り返す男の話から、いつの間にか国を揺るがす大事件に発展する。吉展ちゃん事件、自分と同い年の少年の遺体がお墓から見つかったという衝撃は今でもはっきりと覚えています。そうか自分の子どもの頃はこんな世相だったのかと興味深くもあり懐かしくもあり。 読了日:04月14日 著者:奥田 英朗 検事の信義の感想 どこかで読んだこともあるなと思ったら、このミスに載っていたのですね。ラストの「信義を守る」は圧巻でした。事実と真実の違いを考えさせられました。泥水ばかり飲んで生きてきた自分としては、こういう物語を読んで浄化されたいです。 読了日:04月09日 著者:柚月裕子 夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)の感想 いくつかの短編が最後の物語にうまく収斂されていく見事さ。小山内さんはなぜこれほどまでに相手を叩きのめすのだろうという疑問が残った。しかし読んでるだけで血糖値が上がりそうだった。 読了日:04月05日 著者:米澤 穂信 秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)の感想 なるほど、こう来たかと思わず膝を打つ。このオチがたまらない。やはり小山内はファム・ファタール。 読了日:04月04日 著者:米澤 穂信 秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)の感想 夏を飛ばして、秋を読みました。前の事件が何だか分からないのは、しょうがない。下巻を読んだら、次は夏に取り組もう。小山内は稀代の悪女? 読了日:04月02日 著者:米澤 穂信 読書メーター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年05月02日 03時59分03秒
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