カテゴリ:読書
6月の読書メーター
読んだ本の数:11 読んだページ数:4411 ナイス数:210 革命前夜 (文春文庫)の感想 日本人留学生の主人公が出来すぎの感があるが、ベルリンの壁崩壊前後の激動の東ドイツのありさまにグッと引き込まれた。クラッシックを絡めていたのもとてもよかった。しかし密告社会は恐ろしい。現在の香港を思い浮かべる。 読了日:06月30日 著者:須賀 しのぶ アースダイバーの感想 東京の街を地形を元に様々な観点から眺めた一冊。史実もあろうし著者の妄想もあろう。理解できる所もあるが、あまりの飛躍についていけない部分も多かったが、得体のしれない面白さがあった。 読了日:06月28日 著者:中沢 新一 東京タイムスリップ1984⇔2021: Tokyo Time Slip 1984⇔2021の感想 著者と同年代の自分はこの写真のほとんどの場所に立っていた。35年間で変わったものと変わらないもの。得たものと失ったもの。現在の写真はコロナ禍のマスク姿の人々。異様だ。こんな時代もあったねといつか話せる日が早く来てほしい。小田急線の踏切が今も残っていたとは知らなかった。ロマンスカーの写真がステキ。 読了日:06月27日 著者:善本 喜一郎 水都 東京 ――地形と歴史で読みとく下町・山の手・郊外 (ちくま新書)の感想 東京の街歩きの指南本としてはやや難解だが、それは他書に譲るとこととして。下町やウォーターフロントから山の手そして、国分寺崖線まで水をテーマにして論じているのは楽しい。キーポイントは神田川に玉川上水。 読了日:06月24日 著者:陣内 秀信 高円寺純情商店街 (新潮文庫)の感想 昭和の商店街で育った正一少年の思い出話。実在する高円寺純情商店街の名前の由来が分かった。次回の街歩きに役立てたい。 読了日:06月24日 著者:ねじめ 正一 ウイスキー完全バイブルの感想 家飲みの参考に。カラー写真で分かりやすい。シングルモルトにハマってしまった。 読了日:06月20日 著者: 華麗なる一族(下) (新潮文庫)の感想 WOWOWのドラマをようやく追い越した。上巻中巻に比べ下巻は一気読み。時代は昭和48年か。こういう出来事を通して今の銀行があるのですね。万俵コンチェルンのその後は?美馬は大蔵大臣になれたのだろうか?いろいろ考えるところが多い。山崎作品にまた挑戦したい。 読了日:06月20日 著者:山崎 豊子 華麗なる一族(中) (新潮文庫)の感想 ストーリーはどんどん辛くなる展開になってくるが、逆に読み進めずにはいられないといった状況。大介と鉄平を足して二で割ればきっと素晴らしい経営者になるのだろうなぁ。。 読了日:06月18日 著者:山崎 豊子 華麗なる一族(上) (新潮文庫)の感想 wowwowの中井貴一主演のドラマに合わせて読み始めたが、なかなかはかどらずにやっと上巻を読了。妻妾同衾など言葉の古さもあるが聞いたこともない異常さ。万俵一族の悲劇に突き進むのだろうか? 読了日:06月14日 著者:山崎 豊子 流星ワゴン (講談社文庫)の感想 リストラ、妻の不貞、息子の家庭内暴力とどん底状態の主人公がたどるファンタジーの世界。父と息子という親子の関係が切なく、心に響く。 読了日:06月05日 著者:重松 清 チームIIIの感想 チームで走る駅伝を評価していなかった山城が襷を日向に渡す。指導者としてのやりがいを感じた山城の成長が素晴らしい。この本を読んでしまうと今夏のオリンピック、ぜひ開催してほしい気持ちにもなる。現在のアスリートたちの複雑な心境を察します。 読了日:06月01日 著者:堂場 瞬一 読書メーター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月03日 07時41分07秒
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