オタク業界で・・・というか、日本独特の思考なのかもしれませんが「お金に関して極端に汚いものとして考える」志向があります。いわゆる嫌儲論というヤツで。
例えばネットで無料ですごく面白いFlashアニメを公開し「神」だの「才能の無駄使い」だの褒め称えていた作者が、企業がキャラ商品として展開しようとした途端「堕落した」だの「金に目がくらんだ」だの・・・
これって良く考えたらおかしな話で、無名だった隠れた実力者が才能を認められた、という喜ばしいことじゃないかと思うのですが。
似たようなことで、クオリティーを求めるくせに、それにかかる金額には「ボっている」とか・・・儲けが少なければ作った人間に恩恵がないことは無視したり。ひどいのになると「このクオリティーを知らしめるためにネットに無断でUPする」という・・・こうなったら支離滅裂としか
私は基本「対価を払うというのは最低限の誠意」だと思っています。逆に言うと金も払わず相手の奉仕の心をこちらから要求するような人間にだけはなりたくないなあと。
賞賛や賛美はその上での付加価値であるべきだと。どんなに店の味を褒め称えても、金を払わない人間は食い逃げ、みたいなものです(?)
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