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同じ同人作家として、最近「これ、マズイだろう・・・」とヒヤヒヤする同人ソフトを見かけることがあります。
特に「つい先日、本来の権利者に警告されて販売中止になったジャンル」とか「2次創作という枠を超えすぎて、素材の直接引用(いわゆるパクリ)を多用しているところ」など・・・もっとひどいのになると、前回コミケでは事前に販売停止になりましたがDSのマジコンを使ったソフトの販売(しかも、同人サークル名義でありましたが、実際は業者)だったり 同人がまだマイナーな、それこそ「知る人ぞ知る」頃であればお目こぼしされていたでしょうが、同人ショップの普及&全国に通販などが気軽に出来る環境の現在、どこまでメーカー側が黙っていてくれるかは判断できません。 私も昔からの同人オタですが、毎回ビクビクしているんですよ。いつ、出版社から「コラ!」って怒られないか?って。 出版社や権利者に怒られる、というのは「作品が大好きだから描いた」という、同人の根源的情熱が権利者に否定されたという、ファン活動としては最悪の結果を出してしまったようなもので。 例えるなら自分の愛はストーカーみたいなものだった・・・と思うしかありませんから(W. そうならないためにも、2次著作物を作る側は 1、過去に何度も警告などを出しているメーカーの作品 2、過度な広告、宣伝、同人の範疇を越えた売り上げ 3、直接的な素材(絵、音楽、効果音など)のコピー 4、エミュレーターや違法コピーの温床になる技術の利用 5、原典製作に直接かかわった作家の無許可での同人活動(実際にあったそうで) 6、その他、同じサークル間でも不快感を煽ること などは避ける、という、暗黙の了解がわからない人は同人をやるべきではない、そう思います。この手の情報は誰かに教えられることでは本来ないのですが、最近あまりに同人がメジャー化しているのと、ニコニコ動画に見るMAD映像の一般化で、悪気なく知らずにやってしまう人もいるのではないかと思いまして(同じノリで同人をやると危険)。 同人の「自己責任」とは、単に売れなかったときに赤字を被る、というだけではありません。万が一、裁判沙汰になった時を考えた上での自己責任です。 2次著作はあくまで権利者の「庭先で遊ばせてもらっている」のですから、謙虚な心を忘れたらいつ追い出されても仕方がない。間違っても調子に乗って、庭の範疇を越えてその家に上がり込み、戸棚を開けるような行為はしないでください>他の仲間のためにも お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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