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冬コミのカタログにも掲載されていますし、コミケ準備会公式HPにもありますが、ここはなるべく多くの皆さんに知って、そして、このようなバカなことをやった代償がいかに大きいかを心に刻んでほしいかと思います。
今年の夏、コミケット74において2ちゃんねるに「コミケ会場に手榴弾投げ込む」という書き込みがありました。その後、警視庁の捜査の結果、8/15 威力業務妨害で犯人は逮捕。 本人はコミケに来訪経験も無く「2ちゃんねるはオタクがたくさんいるから食いつくだろうと遊び半分でやった」と供述。 その後、犯人は懲役1年6ヶ月、執行猶予4年の判決。あわせて数百万円の警備費負担を弁済するということになりました。 ここで注目して欲しいポイントは2つ。一つは「何のかんの言っても日本の警察は優秀である」ということ。特にアキバでの惨劇があったばかりでもあり、コミケのような大イベントでは何が起きるかわからない、だからこそ、この程度の書き込みでも機敏に反応し、逮捕に至ったということ。2ちゃんは匿名などと勘違いしている人は襟を正したほうがいい。 もうひとつ。いたずら半分であろうとなんであろうと、起こした脅迫行為は現実。犯人には数百万円の弁済義務が発生した。たった数行の思いつきの書き込みで前科持ち、と人生を狂わされ、そして、これから長い期間をかけて罪を償わなくてはならない。 しかし、同情はしない。あのアキバの事件以降、同様のネット脅迫行為で60人以上の逮捕者が出ている。その大半は20歳以上の、理性で十分判断できる大人。それに今回、最大の被害者は騒動に巻き込まれたコミケ準備会と参加者であることは間違いない。 マスコミの報道はどうしても事件の発生と逮捕までで終了してしまう。が、その後も犯人の人生は続く。この一件で、犯人は就職できなくなるかもしれない、生活に苦しむことになるかもしれない、もしかしたら一生浮かび上がれない人生を過ごすかもしれない・・・ だから覚悟して欲しい。ネットと現実は地続きであり、モニターの向こうにも現実がある。 今の日本ではそれこそ技術を持った人間以外、ネットで身元を洗い出されるなど造作も無いこと。そして、自宅の呼び鈴を鳴らされてからでは遅いのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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