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あの悲惨な事件から一年。もう、一年たってしまったんですね。
オタク文化を愛し、そして、アキバという雑多なおもちゃ箱みたいな町を愛していた私にとって、本当に衝撃的な事件だったのですが、あの日から何が変わったか?と聞かれると、きっと町の機能、本質としては変わっていないんだと思います。 というか、どちらかというと「世間の注目のされ方」がメジャー寄りになった、というか。 例えば、昔はTVの街頭インタビューで政治に関してアキバで調査、なんてしませんでしたし、今の若者文化に発信地といえば、渋谷とか原宿だったのに対して、やたらに「オタク文化」を取り上げるようになったとか。 これに対して「ああ、結局、世間ではなんのかんの言ってもアキバという場所はずっと僻地だったのね」と思いました。 しかし、このアキバという場所が最悪、といって差し支えない形で世間にメジャーデビューしてしまったことには変わりはない訳で。でも、15年前の宮崎事件と違うのは、当時のような魔女狩り、オタクパッシングに繋がらなかったこと。これは電車男などで「オタク」という性質が一般の人にそれなりに正しい形で浸透していた(事件とオタクとは因果関係がない)、よいケースだとは思います。何しろ宮崎事件の時は「ここに10万人の宮崎勤がいます!」とコミケをバックにレポーターが語ってましたからね!(怒) 他にも「ガンダム芸人」のようにオタクネタを芸に取り入れる芸能人、オリコンのヒットチャートにアニソンが・・・など、変わっているのは世間の注目である、でも、アキバという町は中身は変わっても、電子パーツショップ時代から雑多なおもちゃ箱であることに変化はないのでしょう。 願わくば2度と、アキバがおかしな形で有名になりませんように・・・ ps,コミケ受かりました!3日目タ-44b Fanta です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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