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最近、当BlogでもSF時代劇「JIN-仁」の話題が続いていますが。
先々週の放送で「辻斬り」という言葉が出て、それに対して「辻斬りってなに?」という会話が仁の実況スレでも見受けられ、現実にヤフートピックスの検索ワードランキングに一時的に上位に上がったりと。 昔から時代劇が好きだった人にとっては常識的な言葉ですが、よく考えたら、こんな言葉は現代でまず使わないし、時代劇を見ない人にとっては知らなくてもまったくおかしくないのですよね。 最近では時代劇の本数も昔に比べると激減していますし、時代劇用語に触れるきっかけも少なくなっているのでしょう。 この問題は随分前から古典落語の世界でも起きていまして。話のオチに使われる言葉をお客さんが知らない。だからオチとして成立しない、という。落語家さん側でも話のマクラ(この言葉もあまり使わないか)に解説をしたりと・・・いわゆる死語になっている言葉で笑いを取るというのは大変に厳しいかもしれません。 もっとも、伝統芸能とよばれる歌舞伎も、当時は現代劇だった訳ですから。言葉も時代の波についていける、いけないものがあって当然なのでしょうね。「美しい日本語」なんて、古い言葉であるとは限りませんし。 *ちなみに辻斬りの意味は「刀を使って無差別殺害する通り魔」と覚えておいていただければ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.11.07 10:37:59
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