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最近話題にしました徳弘正也先生の「狂四郎2030」の文庫版を買っているのですが、この中でちょっと気になるあとがきが。 先生が当時の事を思い出して書いているのですが3巻のあとがき 「ちなみに「狂四郎2030」もアニメ化や映画化の話だけはあったが全部ぬか喜びで終わった。アニメは成人向けアニメに・・・という企画であったので出版社が嫌がったらしい。私は全然平気だったのにね。アニメにする金は出版社が出す訳じゃないのに変なの。やはり集英社は超一流の品格を持っているんだなあと、思ったり、思わなかったり」 これはたしかにおかしな話で・・・マンガの著作権というのは、基本作者側にあり、雑誌や単行本はあくまで「掲載貸与権」である、から作者がOKであれば本来可能なのです。 これ以外にも掲載時に勝手にネームを変更されたり、作者が許可していないマンガのタイトルの付いた副読本を勝手に作られたり。 そのマンガを雑誌に掲載する、しない、というのは出版社側の判断なので、この部分では口を出す権利はあります。が、それ以外の「作者側の自由」部分をコントロールする、という意味では出版社も本当に表現の自由を守ってくれるとは限りません。
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最終更新日
2010.12.18 11:59:58
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