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パクリやらオマージュやら
いつも拝見するゲーム企画者の方のご意見ですが。私は意外とそうは思わないたちで。これはあくまで個人的感覚だからなのですので、こんな人もいる、と思ってくださいな。 作品のパクリとオマージュの違いというのは、私の考えでは「製作者が必死に隠そうとするのがパクリ、喜んで「そうなんですよ!あの作品に影響を受けまくったんです!」と語れるようであればオマージュ、だと思っています。 で、それに関してよい、悪いの判断を出来るのは基本「作った側」でしかなくて。この作品に対してシャフトが「これはうちの作品の権利をパクっている!」と法廷に訴えれば、話はそこからです。が、そうでないとしたらお客も含めて外野がとやかく言っても始まらない。むしろ他ジャンルの影響(アニメ、漫画、映画など)を受けまくるのはゲーム業界ではごく普通のことで。 もし、これが正規に契約し、同じようなゲームを出す予定があったとしたらこれはやばいかもしれません。が、個人的にこのゲームは客層であるオタ層から「所詮はパクリゲー」と三下扱いされるのがオチかと。(ラブプラスそっくりのゲームもあれもそっくり、と話題にはなったけど売れた、という話は聞かない)本家を脅かすようなパワーを類似品が持ち合わせるというのは本当に稀なケースです。 以前にジブリアニメの魅力は宮崎作品の中身の魅力であって、絵柄がジブリっぽいから売れたのではない、という話をBlogで書きましたが、外側だけ借り物で売るというのは難しい。特に、自分も含めオタクってのは同人に関しては寛容でも「ガンガル」みたいなパチモンには厳しいですから。 本当のパクリってのはそれこそソースコードをコピった、とか、絵素材をトレースした、というモノだと思いますので。ちゃんと一から作っているのであれば、権利者以外口を出せる事じゃないし。 私も個人でオリジナル同人ソフトを作っていますが、他作品から影響をうけまくったところと、その中で自分のオリジナリティーを出そうと足掻いている場所が混在します。それらがミックスされて「オリジナル作品」と呼んでいますから。 もっとも、島国さんをフォローするつもりはありませんが、たしかにここまで露骨にやられるのは、まどか☆マギカをすごく楽しく見ていた私としても、奥歯でアルミホイルを噛んだような嫌な気分ですけどね。 その感覚を多くの人が持っている、と信じたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.10 08:09:53
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