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私の尊敬し、かつ、毎年一回、必ずコンサートに足を運ぶ歌手:さだまさし さん。
彼のすばらしさは音楽もそうですが、その人をひきつけるトーク力の魅力です。なにしろコンサートが3時間のうち、半分はしゃべっている。しかも、面白い。あまりにトークが人気があるので、コンサートのトークCD(歌はなし)なるものまで発売されるほど。 数あるトークの中で私が印象に残っているのは、彼が若い頃に映画を撮った際、当時のお金で30億円という莫大な借金を抱えた事。 普通であれば自己破産という形でそのまま芸能界からも消えていくのですが、彼は必死に歌うことによって、それこそある年は1年に160回のホールコンサートを行うというスケジュールをこなしました。 その結果どうなったか・・・現在、彼は2位以下に大差をつけて日本で最多のコンサート回数を記録しています。なにより、どのホールもほぼ満席。特に東京都内だとチケットがなかなか取れないのでやきもきするのですが。そういう人気を何十年に渡って保っているのです。 彼のトークの中で「もし、僕があの借金を抱えていなかったら、きっと同時期たくさんいた同じフォークシンガーたちと同じようにブームの後に消えていったと思う」 現在は借金を完済したそうですが、あの負債に耐え、そして、音楽活動を続けたからこそ、今の存在がある事は間違いないようで。 なんだか「投げ出さず耐え抜く」ということにものすごい力があることに気がつかされるお話です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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