カテゴリ:カテゴリ未分類
このところリアル、というものに関していろいろ考えていますが。
例えば大ヒットドラマ「仁-JIN」は江戸時代に現代の脳外科医がタイムスリップという荒唐無稽なストーリーです、が、マンガの中で当時の風俗や医学考証、そして、現代医学をあの時代に代用できるものがないか、という部分は専門家も交えて非常にリアルな考察で描かれているため、とても面白い、かつ、ストーリーに骨太の設定が加わった、まさに理想の「リアリティー」だと思います。 逆に言うと、細かい部分の突っ込みはあるんです。が、そこを指摘したところで物語が面白くなる訳じゃない。根本の面白さである「現代の医者が江戸時代にタイムスリップして大活躍」という描写には余計なものです。 ここが、プロの作るエンターテイメント作品と、単なるマニア、オタクが知識をひけらかすために作る作品の違いかと思いますが。 「リアルは踏み台にするもので足かせにしちゃいけない」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.11.06 08:39:24
コメント(0) | コメントを書く |
|