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実家の母が新車を買いまして。それで帰省した折に同乗させてもらったのですが、普段、車事情に疎い私にとっては驚くような機能満載で。
まず、車の4方向が見られるカメラ搭載で、バックギアに入れるとバックミラーにディスプレイが表示されて今の車の周りをまるで上から映した様に表示される。そして、車を後退させるときに今、きっているハンドルの角度から予測されるコースをそのディスプレイに黄色いガイドラインが表示され、後部追突などしそうになるとセンサーが警告音を出して停止する、など。他にもセンターラインを踏み続けていると警告がなったり、車両の周りに対人センサーがあって、死角などに人がいると表示され注意を促す、など まあ、いろんな意味でドライバーの経験とか、カンに頼らずに機械に安全性を図らせる。でも、これってすごくいいことだと思います。 というのは、日本人ってやたらに「経験や長年の勘、技術を重用し、それが出来ないやつは○○する資格がない」みたいな風潮がありますよね。ですが、その経験とか勘というのはたとえば年を取ったら衰えたり、その勘をつかむ前に取り返しのつかない失敗をしたり。 だからこそ、上のような技術発達による恩恵は素直に受け取るべきで。何しろつい15年前は車のギアチェンジでオートマ車は馬鹿にされていた、そんな時代だったんです。ですが今だと自動車教習所のほとんどがオートマ。マニュアル車の方が少数派です。 「そういうものに頼っていると、いざという時に~」の意見には「その一生に一度あるかどうかもわからない、いざという時のために、解決方法があるにもかかわらず日常慢性的に苦労をする必要はない」と。むしろその「長年の勘」というのは慢心を生み、ベテランドライバーが事故を起すケースがある。何より、その思想の中に多分に「自分が苦労して憶えたものを簡単にクリアするのはずるい」という感情が入っているように見える。そう思います。 便利なものは使いましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.04.28 03:51:54
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