TBSラジオの夕方の番組に学生のデモで話題になったSEALDsの代表がゲストで呼ばれていて。で、その中で視聴者からのメールに「デモをお祭り気分で参加している学生ばかりのようで違和感を感じる」というのありまして、私はむしろそのメールに違和感。
学生がデモに参加する、というのはどういう形であれ、あのクソ暑い中やるからには何か訴えたいものがないと普通は参加しないよなあ。
少なくとも自主的に国会前に集まるその時点で今の政治に自分も含めた一般人より関心がある。よくニュースなどで「若者の選挙の投票率が低い、政治に関心がない」と嘆いているのに比べれば政治に熱心な若者もたくさんいる、と本来喜ぶべき形じゃないか。
また番組内で取り上げられたリスナーからのメールの大半が、どこか根底に「学生の分際で生意気なんだよ」的な意見が感じられましたが、これっておそらく昔の安保闘争のころにもあったのだろうなと。(自分はその時代を知りませんが)その代表も語っていましたが「自分も今回のデモをする前には、この手のデモというものを知らなかった」という。つまり、それだけこの国では一般人の政治参加がどこか「かっこ悪い、はずかしいもの」というのがあって。
むしろ「こういう運動に参加していると就職活動で不利になるのでは?」という空気が世の中に蔓延していることがある意味怖いことでもあります。
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