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カテゴリ:村上春樹
最初に読んだときは、きちんと章のとおりに読み、二度目に奇数章は奇数章で、偶数章は偶数章で読んだ。
邪道かもしれないけれど、田村カフカ君の物語とナカタさんの物語は分けて読んだほうが性に合う。 田村カフカ君の物語はギリシャ神話の『オイディプス王』をモチーフにしているのはわかるけれど、ナカタさんの物語のモチーフはなんなの? 何故この作品が海外で高い評価を受けるのか? この作品に対しては、頭の中でクエスチョンマークがたっくさん点灯している この偶数章はナカタさんとホシノちゃんの珍道中?が綴られており、奇数章の田村カフカ君の物語よりは読みやすい。 (猫殺しのところは描写がナマナマしくてどぎついけれども…) ナカタさんはジョニー・ウオーカーを殺す。 ホシノさんはカーネル・サンダースにとんでもなく抜群な女を世話してもらう。 はぁ?なにそれ?って思うよねーーーーーーーー まぁでもそういうことなんです、はい。 ナカタさんとホシノちゃんの会話のやりとりが面白い。 奇数章が文学文学しているのに対して、こちらの偶数章はクダけた表現が多く、読み進めやすい。 村上春樹なんて敷居が高いヨ、なんだか小難しいこと書いているんでしょう? と、思われている人にはこの偶数章だけでいいから読んでみてはいかがかなぁ? ああ、僕もカーネル・サンダースに哲学を専攻しているスタイル抜群の女を世話してもらいてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.06 09:46:23
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