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2020.09.14
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カテゴリ:映画「ま」行
2011年(平成23年) 米・西 オーウエン・ウイルソンほか 94分

結婚を間近に控えてパリに訪れた作家志望のギル・ペンダー。
フィアンセとは新生活の基盤をマリブかパリのどちらがいいか、それぞれの主張は譲れない
ある夜、フィアンセとは別行動で歩いてホテルへ帰ろうとするギルの目の前にクラシックカーが留まり、こちらへおいで誘う。
訪ねた先は2010年のパリにはいないひとたちだった。

出だしからして、もうパリを観光している気分に浸る。
製作された2010年はまだノートルダム大聖堂もそびえている。
数年前にブラタモリが熊本城を撮影し、その後震災で崩れたけれど。
文化遺産はこのようにメディアにより映像として残しておくのも貴重な資料になりえる。

佐野元春の「Cafe Bohemia」、パリで製作されたアルバム。
なかでも「月と専制君主」は元春が夜のパリを歩いているときに、空から降りてきた詩だとか。
(正確性には欠けるけれど、元春は近いことを語っていたような気がする)
日本では見られない夜の灯りが浮かび、そこには100年前から変わらない景色があるように見えてならない。
そういった普遍性のなかに「月と専制君主」が誕生したんだなあ、と映画のストーリーをおいかけながら感じていた作品だった。

数点蛇足
1.ウディ・アレンが撮る女性は5割増しで艶めいて見える
  フィアンセの彼女イネス(英語だとアイネスかな)、それからパブロ・ピカソの愛人アドリアノ
  (英語だとエイドリアンかな)のふたりが醸し出すフェロモンには画面越しでもムンムンと。
  イネスの胸元に目が行ってばかりだった
2.暖色のパリの夜の灯り
  ネオンもなく、電飾広告もない。
  ただオレンジ色に灯るパリの街頭、雨が落ちた舗道にもオレンジの灯りが映る。
  ああ、こういう街から眺める月や星がどう目に映るのだろう?
3.ないものねだりをしてはいけない
  ギルは2010年よりも1920年のパリにあこがれる
  アドリアのは1920年よりも1890年のパリにあこがれる
  それぞれ、自分が生きる時代よりも「昔がいい」と懐古主義者
  わたしだってそう。1860年の幕末に生まれたかったと思う。
  でもそれって「ないものねだり」なんだよな。
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最終更新日  2020.09.19 00:21:06
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