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2005.11.04

サイドウェイ（’０４・米・ハンガリー）

テーマ：レンタル映画(815)

カテゴリ：映画　サ

あらすじ
カリフォルニア州サンディエゴに住む小説家志望の中年の国語教師
マイルス（ポール・ジアマッティ）は、2年前の離婚のショックから
いまだに立ち直れないでいる。
ようやく書き上がった小説も、正式に出版されるか否か
出版社の返事待ちだ。
でも、そんなダメ男マイルスも、ことワインに関してはオタクと
いえるほどの深い知識と愛情を持っていた。
マイルスには、大学時代からの悪友ジャック（トーマス・ヘイデン・
チャーチ）がいる。ジャックはだいぶ落ちぶれたとはいえ
かつてはテレビ・ドラマにレギュラー出演するほどの人気タレントで
それを武器に女性を口説き落とす名うてのプレイボーイ。
恋愛には全く不器用なマイルスとは真逆の存在だ。
ところが、そんなジャックもとうとう年貢の納め時
アルメニア人の不動産屋の娘と結婚することになった。
そこで二人は、ジャックの結婚とマイルスの小説の完成を祝して
結婚式前の1週間、二人してワイン・ツアーと洒落込むことにした・・。

感想
キャストが地味ですね～。
でも、この映画には、このキャストじゃなきゃ駄目ですね。
ピークを過ぎて転機を迎えるオッサン２人の話ですからね。
この２人が何故友人なんだ？と不思議なぐらい正反対の性格です。
かたや貧乏でモテなくてマイナス思考でワイン・オタクで
一方は金持ちでモテモテで楽天的でワインには無知で
映画としては全く正反対の２人というのは、よくあるパターンだ。

ヒロインの２人を演じているのはマイケル・マドセンの妹の
ヴァージニア・マドセンと韓国系カナダ人のサンドラ・オー。
このサンドラは日本人から見ればブサイクの部類に入ると思うんですが
欧米人にとっては東洋の神秘的な雰囲気で魅力的に見えるんでしょうね。
その魅力にハマったのが、監督で夫のアレクサンダー・ペイン。
この監督の作品は今作がアカデミー脚色賞受賞
前作『アバウト・シュミット』