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2007.09.27
テーマ：レンタル映画(815)
カテゴリ：映画 タ行
 あらすじ 淡水湖では世界第２位の大きさを誇るヴィクトリア湖。 そこは､生物多様性の宝庫であることから 「ダーウィンの箱庭」と呼ばれていた。 その湖に､今から半世紀ほど前､ささいな試みから 新しい生き物が放たれた。 この大食で肉食の外来魚ナイルパーチは もともと生息していた魚の多くを駆逐しながら どんどんと増え､状況は一変。 湖畔の町にはナイルパーチの一大魚産業が誕生し 周辺地域の経済は潤う。 しかし､一方では､悪夢のような悲劇が生み出されていった。 感想 アカデミー賞候補になったドキュメンタリー映画。 『ダーウィンの悪夢』というタイトルですが ボギーが、内海に危険球で退場し 緊急登板のダーウィンが、由伸に３ランを浴びて １―１１の大敗してから、悪夢の７連敗が始まり 優勝マジック王手から一転 終戦を迎えたという話では、ありません  アフリカ最大の湖、 ヴィクトリア湖は、かつては 多くの固有種が生息し、ダーウィンの箱庭  と呼ばれたが外来種の大型肉食魚ナイルパーチ  が繁殖し湖の生態系のみならず、湖周辺の人々の 生活を一変させた。 固有種が絶滅し、生態系が乱れ 死に行く湖の元凶のナイルパーチだが 現在のヴィクトリア湖周辺の経済は ナイルパーチの輸出で成り立つ、皮肉な現状。 魚の加工業の恩恵を受けるのは、ごく僅かで 街は貧困が支配し、十分な教育も受けられず 過酷な就労を強いられている。 危険な仕事やエイズにより、多くの命は失われる。 そして、ストリートチルドレンが、街に溢れ 食べ物を奪いあって、殴りあっている。 輸出向けに加工された魚は、高価となり 地元の人々は、頭と骨しか口に入らない矛盾。 正に、悪夢  と言える現実の数々。何処にあるかも分からないような遠い異国の話だが 日本とも無関係な話では無い。 ナイルパーチ  は日本にも輸出されている！ 白身魚フライや西京漬け 激安回転寿司  のネタ等に使われたりしている。 かなり、ネタバレしちゃいましたが  聞くと観るでは、大違い！ その食卓の魚のフライに秘められた 悲しいドラマを目の当たりにして下さい！ 『ダーウィンの悪夢』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい↓ 教会の教えでは、コンドームを使う事は罪だからと コンドームは勧められないと言うが、救える命を 危険に晒してる事の方が、罪だろ！ 魚の頭が干されてるシーンは おぞましい光景やったな(;´д｀) とても、食べ物を扱ってるとは、見えへんわ！ 戦争が起こって欲しいと語る元兵士の夜警。 戦争より、貧困が辛いなんて、考えもしなかった。 彼等を救うには どうすれば、ええねん？ この映画では、その事が示されなかったのが 少し残念でした。 楽天以外の方は、ＵＲＬを忘れずに！ ＴＢは、承認制となってます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007.09.27 23:29:32
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