テーマ:TVで観た映画(3799)
カテゴリ:映画 ラ行
あらすじ ベニスに観光で訪れたオールド・ミスのジェーンは そこでレナートというハンサムな男性と知り合う。 彼の案内でベニスを観てまわる内、ジェーンは次第に レナートに淡い恋心を抱いていく・・・。 感想 キャサリーン ヘプバーンと 赤いゴブレット 愛の帝王現る 『アラビアのロレンス』のデヴィッド・リーン監督 キャサリン・ヘプバーン主演のアカデミー賞 2部門ノミネートの名作メロドラマ。 この映画には魔法がかかっていて、観た人は ベニスに 行きたくなります 特に、オールドミスの方は ヘプバーンと言えば、オードリー派なんですが 唯一人、オスカーを4つも獲得しただけあって それほど美人ではないキャサリンですが 女優としては、何枚も上手だなと感じた 『裸足の伯爵夫人』のロッサノ・ブラッツィ演じる イタリア男の口説きテクが、参考になる作品でもあった 他に、『黄色いロールスロイス』のイザ・ミランダ等。 ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 50歳以下は、女の子とは アメリカって、油断のならない国やな(笑) 冒頭のジェーンは、前の乗客に紙を持たせて撮影したり ベニスに着く前に、何本も撮り終えたり とてもパワフルな印象に見えたが 実は臆病な性格だったのは意外やったな。 みんなが出掛ける中、一人残った寂しげな姿や 「奇跡は起こるものだけど、自分から行動しないと」 助言に従い、若夫婦について行こうとするが 邪魔者扱いされ、上手くいかない不器用さに ジェーンの性格が、上手く表現されていた。 イタリアでは、言い値で買わずに、値切るものだと 店主のレナートが言い、値段を下げるが 客であるジェーンは、逆に値段をつり上げる。 あべこべやん(笑) その貴重なゴブレットを、老夫婦が大量に買ってきて 騙されたとショックを受けるジェーン。 だが、それはゴブレットの定番の型で 骨董品の価値の分からないジェーンの勘違いだった。 分不相応の買い物やねん(^_^;) レナートに妻がいる事を知り、またまたショックなジェーン。 英語の言いマツガイかとも思ったが、これは勘違いではなく 実際に妻はいたが、別居中だった。 水に落ちたクチナシの花をレナートが 必死に取ろうとするが届かない。 見送りに来たレナートが、走る列車を追いかけ プレゼントを渡そうとするも届かない。 決して結ばれない二人の関係を象徴してるようだった。 そんな暗い別れのシーンを、レナートが掲げた クチナシの花が、爽やかなものに変えてくれたな。 人生に足りなかったものは、男だったんや(笑) 男前のイタリア男と恋をし、いやに親切な ゴンドラの少年に出会い、まさに奇跡やったな。 実際のベニスにアラフォー、アラ還が行ったら あんな出会いがある筈もなく、スリに出遭うぐらいやろな(笑) 楽天以外の方は コメントにURLをお忘れなく♪ TBは、承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.24 12:09:50
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