|
|
|
2009.03.11
テーマ：ＴＶで観た映画(3808)
カテゴリ：映画 ハ
 あらすじ 始めたばかりのスケートボードに夢中で、ボーダーたちが 集まるお気に入りの場所“パラノイドパーク”に 出かける日々を送っていた１６歳のアレックス （ゲイブ・ネヴァンス）だったが・・・。 感想 スケボー  × 美少年 × ゲイ監督 『ミルク』で、今年のアカデミー賞の監督賞に ノミネートされたガス・ヴァン・サントの作品で インディペンデント・スピリット賞では 作品賞と監督賞にノミネートされた。 『ヘンゼルとグレーテル』  のテイラー・モンセン等一部を除いて、カンヌ国際映画祭でパルムドールに 輝いた『エレファント』  と同じく出演者の殆んどは、素人を使ってます。 この監督は、『マイ・プライベート・アイダホ』  の頃から、美少年の発掘には定評があり 今作の主役に抜擢されたゲイブ・ネヴァンス君も いかにもモテそうな顔立ちをしてて、ムカつきます  ただ、これはいわゆる芸術系の映画なので 美少年目当てで観ようと思う人には あまり薦められませんけどね  内容も知らずに、白紙で観たせいもあるのか パルムドールやカート・コヴァーンという事で ハードルを上げて観た『エレファント』や 『ラストデイズ』  よりも、個人的には面白いと感じましたが。 『恋する惑星』  等、ウォン・カーウァイ監督との名コンビで知られるクリストファー・ドイルが 撮影する映像に加え、独特な音楽が 出演者の演技力不足を、サポートする演出が とても巧いと思いました   『パラノイドパーク』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 頭が悪かろうが、趣味が合わなかろうが ルックスが良くてセックスやらせてくれる ジェニファーを捨てて、不細工なメイシーに 乗り換えるなんて、アレックスどうかしてる(笑) その選択は正解だと思うけど、あの年齢で セックスに興味ないなんて、すげーよな(笑) それにしても、あそこまでイヤらしさのない セックスシーンって、あんま無いよな(^_^;) 少年は脱がすが、少女は脱がさない 少年は美しく撮るが、少女は美しく撮らない 流石、ゲイのサント監督(笑) アレックスを見つめるジャレッドの目線も ゲイっぽかったよな(^_^;) 冒頭の緑の橋って、現実の世界に見えへんかったな。 少年が誤って、人を殺してしまうという 小さな罪が大きな罪に繋がる話自体は珍しくないが 時間軸通りに描かれてないので、複雑に見える。 スケボーする様子が、８ミリのザラついた映像で スローモーションに映し出され 最初の方は、また、同じシーンかよ！ とイラついた(笑)けど、殺人を犯した少年が 気持ちの整理をするのを一緒に体感しているのだと 次第に分かると、イラつかずに観る事が出来た。 微妙な演技が出来ない素人俳優を使いながら 手で顔を覆わせたり、ＢＧＭによって 心理状態を表すなどの演出で、巧くカバーしてたよな。 特に、顔を両手で覆い、シャワーを浴びるシーンは 苦悩するアレックスの心情が伝わる良いシーンやね。 楽天以外の方は コメントにＵＲＬをお忘れなく♪ ＴＢは、承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2009.03.11 22:37:54
[映画 ハ] カテゴリの最新記事
|
|
