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カテゴリ:映画 タ行
あらすじ 14歳のマティは、父親を殺して逃走したトム・チェイニーに 復讐する為、隻眼の保安官コグバーンに協力を求めるが・・・。 解説 『華麗なる賭け』が『トーマス・クラウン・アフェアー』に 『恐怖の岬』が『ケープ・フィアー』に、『麗しのサブリナ』が 『サブリナ』になったのと同じように、リメイク作の邦題は 旧作の原題にする決まりでもあるんか? 『勇気ある追跡』のリメイクですが コーエン兄弟は、映画の方ではなく、チャールズ・ポーティスの 原作を、忠実に再現したかったらしい。 アカデミー賞 10部門 ノミネート 批評家だけに受けが良いのではなく、製作費3800万ドルながら 全世界で2億5千万ドルの大ヒットで、西部劇としては 『ダンス・ウィズ・ウルブズ』に次ぐ 歴代2位の成績だそうだ。 出演は、ヘイリー・スタインフェルド 『ビッグ・リボウスキ』のジェフ・ブリッジス 『ジェロニモ』のマット・デイモン 『ノーカントリー』のジョシュ・ブローリン 『プライベート・ライアン』のバリー・ペッパー 『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』 のデイキン・マシューズ 『チャーリーと18人のキッズ in ブートキャンプ』のポール・レイ 『ハリー・ポッターと死の秘宝』のドーナル・グリーソン 『バーン・アフター・リーディング』 のエリザベス・マーヴェル。 撮影は『ファーゴ』のロジャー・ディーキンス。 『トゥルー・グリット』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 最初に、ネタばらしかよ(^_^; 「キスしたければ構わない」 大事なので、2回言いました(笑) インディアンにも、辞世の言葉を言わしたれよ(^_^; 前作と今作の1番の違いは、最後にコグバーンが馬に乗り 颯爽と去って行った前作は、ジョン・ウェインが 主役だったのに対し、回想という形で進行する今作は 語りのマティが主人公となってる事だな。 煙突を塞ぐ役割を与えられ、チェイニーを殺して 見事に仇討ちする等、見せ場が増えてる。 それから、前作はアライグマ狩りみたいに(笑) 明るかったけど、今作は暗いってのも大きな違い。 前作では、大人の女優が無理して子供っぽく演じてたけど 今作は本物の子供だし、前作の口で手綱を咥えて二丁拳銃を ぶっ放す場面では、バストショットオンリーで、実際は 馬に乗って撮影してないのがバレバレだったりする等の 多くの違和感が、今作では改善されてたな。 恋人がいないのに、いると言ったラビーフの変な見栄(笑)や 馬の白い脚の話、コグバーン等とマティの追いかけっこ等 余分なエピソードがカットされてた一方で、原作に 忠実なのかもしれんけど、木の上に吊るされた死体を 落とす場面とか、吹雪の中で尾行してるラビーフを待ち構え 熊の毛皮の歯医者が現れる場面とか、不必要な所も増えてたが(^_^; 父親が死んだところをナレーションで済ませるのは 前作知ってるから、有り難かったけど、父親が生きてる場面や マティと仲良くしてるところ、父親が殺された場面がないと 父親の死の悲しみ、マティの無念さ、チェイニーへの憎しみが いまいち伝わりにくい感じがしたな。 バリー・ペッパーが、ネッド・ペッパー役って(笑) 助けてくれた仲間を、馬から引きずり落とさへんし 悪い奴に見えなかったせいか、ストーリーを知ってるせいか 分からんけど、クライマックスで盛り上がれんかった。 マティが腕切断して、25年後を描くのも前作と違うな。 自宅の庭に墓を作り、ずっと独身って、マティは コグバーンに恋愛感情が? いや、普通に考えたら、ラビーフの方かな。 でも、描写されなかったけど、前作同様、ラビーフは あの後で死んだっぽいけどな。 このページのトラックバックURL: http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/530827/28130331 虎団Jr. 虎ックバック専用機に 承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.20 08:54:44
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