カテゴリ:行動のポイント
本多信一さんは、学生時代になすべきは、「自分本来の個性を発見すること」だ。それができればもう十分だと言われています。
この指摘に同感です。 早い段階で自分の将来の好きなものを見つけた人は幸せな人です。 それが一生涯携わる仕事だったら申し分ありません。 私はそういう意識を持ち合わせていませんでした。 私の大学時代の友人たちの多くは公務員になりました。 そのための準備を早くから始めていました。 私は大学卒業間際になって深く考えることなく仕事を決めて失敗しました。 訪問販売の仕事、営業窓口の仕事、中間管理職の仕事をしてきました。 本音と建前が一致していない仕事を選択するとその後苦労するというのが実感です。 適職につくためには、自分の性格や能力を見極めることが大切です。 そのために興味のあることには何でもトライしてみることも必要です。 アルバイトをする、本で調べる、人の話を参考にするなどです。 そうしないと何が自分に合っているのか見当もつきません。 学校で友だちがたくさんいて、仲間と一緒になって一つの目標を目指すことが好きな人は、将来営業の仕事やマネージメントの適性があると思います。 学校の先生は子どもと接することが何よりも楽しいという人に向いています。 子どもにものを教えること好きというという人にも向いています。 リーダーシップをとって人を統率する能力も必要になると思います。 他人が怖いという社交不安障害の人は難しいかも知れません。 対人関係に問題を抱えている人は、その特性を自覚すればよいと思います。 自分を否定する必要はありません。修正する必要もありません。 神経質性格のプラス面を意識することです。マイナス面には手を付けない。 そして好奇心を刺激するもの、興味や関心があるものを探すことです。 営業、指導者、マネージメント以外の仕事の中から自分の適職を探せばよいと思います。 例えば、研究職、パイロット、電車やバスなどの運転手、シェフ、職人、自営業、農業、士業、芸術家など対人関係よりは、仕事の出来具合をより重視されるような仕事がいっぱいあります。 12000種の仕事の中から適職を見つけることに全エネルギーを投入する。 親はそのために全力でサポートをすることが必要になります。 自分が持っている性格や能力を活かす、自分の得意な分野を伸ばす、自分の好きなものを早く見つける。 見つけたらそれに磨きをかけてさらに伸ばしていくように努力していく。 この道を歩むことが幸せな人生につながります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.15 06:38:16
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