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カテゴリ:企業を見抜く目(分析編)
8868 アーバンコーポレイションの2006年,2007年のバランスシート
今回のアーバンコーポレイション破綻の原因は、 いろいろあるとは言うものの。 バランスシートだけを見て判断するのであれば、棚卸資産を 借入れで調達してそれを流動化していたが棚卸資産の評価方法が 変わったことで価値が下がってしまったことが原因です。 左右がバランスしない → 借金が返せない → 破綻 ということになりました。 財務レバレッジを掛けるとその分だけ収益を拡大することは 可能だが、過度のレバレッジは今回のような在庫評価方法の 変更により、一気に企業が終焉を迎えることがあるため、 注意が必要だという最も顕著な例と言えます。 定型文句かもしれませんが、やはりキャッシュフローの動向を 確認することが、このような終焉から身を守る最良の手段だと思います。 特に当社は、足りない現金をすべて財務キャッシュフロー (銀行からの借入れ)にて補填しており、実際には稼げていませんでした。 破綻の原因が一目でわかるアーバンコーポレイションの キャッシュフロー計算書は以下のサイトで公開しています。 8868 アーバンコーポレイションのキャッシュフロー計算書はこちら ※要ログイン アーバンコーポレイションの収益性の運転資本回転日数が 大幅に悪化しているところも注目ポイントの1つです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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