「ラストフレンズ」は、心に残った好きなドラマだから、
再放送でもう一度見ています。
筋はわかっているので、台詞を書き留めてます。
ドメスティックバイオレンスを繰り返すソウスケが、
ミチルへ宛てた手紙を、友達エリとルカが読んだ時の台詞。
エリ「この手紙を読んでたら、
永遠の愛も存在するんじゃないかって思った。」
ルカ「馬鹿じゃない?
自分が苦しいからって、
好きだ好きだって叫び散らすのって、愛だと思う?
時には相手のことを想って、
引くのも愛なんじゃないの?」
性同一性障害のルカが、
本当は愛してるミチルから離れようと
シェアハウスから引越すと話した時。
ミチル「ルカが居ないと私やっていけないよ。心細いよ!」
ルカ「大丈夫になってくれなくちゃ困るんだよ。
あんたの面倒、一生見切れないんだから。」
また、シェアハウスを出ていく時、タケルに置き手紙をするルカ。
ルカ「私は今まで人に自分を偽って生きてきた。
でも、あなたは初めて私を好きって言ってくれた人だから、
心を開いてくれた人だから、
あなたに嘘はつけない。
本当の私は、、、、」
置き手紙を読んで、ルカの後を追いかけ叫ぶタケル。
タケル「手紙は読んだ。
俺の気持ちに応えられないと言った意味もわかった。
それでもルカが好きだ。
女としてか、人間としてかなんてきくなよ。
俺だって分からないんだから。
でも俺はルカを支えたい。
どんな風に変わっていくとしても、
傍で見ていたい。」
遠くから抱き合う二人を見ていたミチル
ミチル『その時、一つの愛が生まれたと思った。
でも、私はルカの本当の姿を知らなかったんだ』
言葉は正確ではありませんが、
大体こんな意味の台詞でした。
考えさせられてしまいます。
重いドラマだけど、繊細な心理描写が好きです。
同じ脚本家、浅野妙子のドラマ
「イノセントラブ」も見ていますが、切ないですよね。
でも、まだクライマックスにいってないせいか、
「ラストフレンズ」の方がまだ好きです。
「イノセントラブ」はこれから期待してるけどね。
なぜか、主題歌は両方とも宇多田ヒカル。
脚本家が主題歌を決めるのかと思ったら、
プロデューサーが決めたそうだけど、
声と旋律の切なさがオーバーラップして合ってます。
宇多田ヒカルも好きなんですよね。
小田和正さん程ではないけど。
浅野妙子は、「神様もう少しだけ」や
「大奥」の脚本も書いてるんですね。
「神様もう少しだけ」は、エイズを描いて強烈な印象でした。
深田恭子や金城武も、切なくて素敵でしたね。
「ラストフレンズ」もDVや性同一性障害など、
今、問題の題材を取り上げてますよね。
「イノセントラブ」のテーマは何なんだろう・・・
まだよく分からないけど、これから分かるよね。