薄型地デジテレビとブルーレイレコーダーを先週買ったのに、
ブログばかり書いていて、今までほとんど見てませんでした。
やっと今日ゆっくりドラマ
「スクール」が見られましたね。
親として、教師として、そして人間として、いろいろ学べるドラマです。
ちょっと?現実離れしてるところもあるけど、まあ理想かな?
その中に気に入ったセリフを書き留めました。
武市先生(成瀬校長の恩師)
「最近読んだ本に書いてあったんだけどね。
『現代人とは自分が死なないと思ってる人のこと。
町の治安が良くなった。戦争が起きているのは遠い国だ。
医学が発達して、人は家の中で死ななくなった。
死の実感がないから、人は今日という日を一生懸命生きなくなった。
だから、今日果たすべき約束を簡単に先延ばしにするようになった。』
命なんて、本当は明日をも知れないなのにね。」
成瀬校長「耳が痛いです。」
武市先生「僕との約束は、僕が生きてるうちに頼むよ。」
成瀬校長「いやいや、縁起でもないこと言わないで下さいよ。」
武市先生「まあ、それぐらいのつもりで頼むよ。」
本当に人間なんていつ死ぬか分からない。
そういう意味ではみんな死刑囚なんですって。
と、どこかで聞きました。
そう思って今を大事に生きていかないとね。
成瀬校長「父親ってなんだろ。」
武市かの子(武市先生の孫の新任教師)
「それはずっと子供のそばに居て、見守ってくれる人でしょ。
私のパパは、ずっと私のそばに居て、
守って抱きしめてくれるって言ってくれました。
俺は世界一の親バカになるんだと言って、
しょっちゅうおじいちゃんに怒られてました。
そんな娘を喜ばせること言って、私が五歳の時に死んじゃいました。
出来ないこと約束すんなっていうの。
子供はさ、子供だからさ、期待しちゃうんだよ。
ずっとって言われたらさ、本当にずっとって思っちゃうんだから。」
成瀬校長「そうだよな。
でも、お父さんが一番悔しがってるよ。
親はさ、子供が産まれた時、本当に嬉しいんだ。
俺の目を見て笑ってくれた瞬間、世界が明るくなってさ、
その時思ったんだ。この子が成長する姿をずっと見続けたいって。
・・・
人は大好きな人が突然死ぬなんて思わないからさ、
いつかいつかなんて、いろいろ約束して、
ある日気が付いたら、一生取り返しのつかないことしちまってんだ。
・・・
死んだ正太郎に出来なかったこと、みんな子供たちにやってやりたいんだ。」
桐原先生「教師は児童の家庭、プライバシーに立ち入れない。
一人の生徒に深入りしちゃいけない。
教師は父親にはなれないんです。」
成瀬校長「せめて話を聞くだけしてやってもいいんじゃないか?」
確かに教師は親じゃないから、そこまで立ち入れないけど、
話を聞くだけくらいは出来るかも・・・
そんな教師になりたいです。
親としても子供の話をあまりよく聞いてないなあ・・・
つい忙しくて聞き流したりしてしまうから・・・
後で聞くと、もういいとか言われてしまう。
タイミングが難しいです・・・
中学校の「さわやか相談員」にはなれなかったけど、
せめてうちの相談員?になれたらいいなあ・・・