動画配信の劇「小学校は宇宙ステーション」(劇団うりんこ)の観賞会(あそびあーと☆こども劇場いるま)に参加しました。
うりんこは名古屋の劇団なので、なかなか下見できないのですが、
コロナで動画配信もするようになったから、かえって観られて嬉しいですねww
もちろん有料ですが、あそびあーと☆こども劇場でチケットを買ったので、
鑑賞活動部員だけでなく、あそびあーとの会員はみんな無料で観られるとシェイクの作品情報に載せました。
それで、Iさんだけ見に来てくれましたが、他の用事があるとのことで途中退席したのが惜しかった。
最後がメッセージ性があって良かったのになあ。残念。
「小学校は宇宙ステーション」
夢を実現、地球を脱出せよ!?
給食室で繰り広げられるとんでもない大冒険ファンタジー
ある日の希望ヶ丘小学校の給食室が何かおかしい。4年生のイクミちゃんのおばあちゃんや近所のおじいちゃんたちが給食室に集まりコソコソ話し合い、ついでに給食メニューを変えてしまった。なんとこの給食室の地下に埋まった宇宙ロケットでおばあちゃんたちは地球を脱出しようと計画していたのだ!その昔ロケットと一緒に地球へ落ちてきたホープ星人を故郷であるホープ星へ返してあげようというのだ。勉強も友だちも好きになれないイクミちゃんは
「一緒に宇宙へ行ってみたい!」
さてさて地球脱出作戦は成功するのか?夢とエネルギー溢れるおじいちゃんおばあちゃんたちから元気をもらう冒険活劇。
君の小学校にも宇宙船が埋まっているかも?
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、また、お客様の安全保護のため観客数を半分程度に縮小し公演いたします。※観劇人数には定員があります。定員になり次第、締め切らせていただきます。
小学生向けの学校公演用だからか、子どもにもわかりやすく、少し?ドタバタ劇でしたが、
最後のメッセージのようなセリフは心に刺さりましたね。
老人も子どもも地球に未練が無いほど、居場所が無く、
現実逃避のようにホープ星に行きたがるのですが、
それはやはり逃げではないかとキャプテンの用務員さんが自分に言い聞かせるように
イクミに「本当にこのまま地球を捨て、ホープ星に行って後悔しないか?」と問いかけるのです。
イクミの答えが出ないまま、キャプテンはスタートボタンを押せず、
また60年待たないとホープ星に行けないという事態になってしまう。
それでも、単に逃げてホープ星に行くのではなく、地球で精いっぱい生きてから行きたいと言う老人達。
実際はもうそれまで生きてはいられないだろうけど、未来を子ども達に託して・・・
イクミに「逃げずにいじめ?からかい?に立ち向かって戦え」というメッセージなのかなと思ったけど、
本当に深刻ないじめなら不登校でもホープ星へ行くみたいな現実逃避でもしていいと私は思ってしまう。
そこまで深刻じゃないから、イクミはからかう女子たちに言い返すことが出来たのかもしれない。
でも、そんな勇気が出ただけでも、文字通りホープ(希望)星に行ったことになるのかな。
まあ、現実はそんなに簡単にうまくいかないとは思うけど、そうなったらいいねという感じ。
それこそ希望かもしれませんね。後味は良かったので、良しとするかなww
その後の鑑賞活動部会で、部員の3人で感想やいじめについてなど話し合いました。
今はいじめのアンケートへの即対応など、教師も神経質過ぎるほど?考慮してくれたりするそうです。
からかいなど、どこからがいじめか?というのは傍目ではわからないけど、
言われた本人の感じ方次第ですよね。それを自分で乗り越えて行って欲しいけど、無理な時もある。
難しい問題ですよね。教師だった時も、あまりよく分からず、対応できなかったから、申し訳なかった。
母親としても、次女が不登校になったり、休学したりした時も、原因がよく分からず、
ただ登校することを無理強いはしなかっただけ良かったのかな。
次女もいじめではないと言いながらも、からかいは嫌だったとも言ってました。
小学校高学年の時、市内体育祭で100m走の大会新を出したのに、
中学になって少し太って運動が苦手になり、男子にそれを指摘されたのは嫌だったようです。
まあ、不登校で定期試験だけ受けに行き、それほど成績が悪くなかったら嫌味を言われたというのは、
ある意味仕方ないのかもしれませんが。また話が飛んでしまいましたねww
先日は、やはり同じ劇団うりんこの「クローゼットQ」を動画配信で観たのですが、
それは高校公演用ということで、大人にも通じるせいか、とても良かったですね。
その時書いたブログがあるので、良かったら読んで見て下さいね。
2020.09.16XML あそびあーと☆こども劇場いるまの鑑賞活動部主催の鑑賞会で、劇団うりんこの劇「クローゼットQ」の動画配信を観ました。