ミニライブ・歌声喫茶が終わってから、Kさんが雪だるまのチャームと赤ずきん・狼のマスクを買ってくれました。
また、Kさんお薦めの墨絵と漆沈金の本を見せてもらいました。
「うさぎは月のゆりかごに眠る」(絵と文:鳥毛清)
「うさぎやくじら、ドードーたちが織りなす奇想コズミックファンタジー。
漆黒のパネルに精緻な彫、金粉が華麗に映る沈金絵本。
クリスマスギフトにどうぞ!
☆「沈金(ちんきん)」とは?
漆器の装飾技法のひとつです。
漆塗りのパネルに刃物で絵や文様を彫り、そこに金箔や金粉を擦り込んで仕上げます。
漆黒に、鮮やかな金が美しく浮かび上がります。」
この絵が沈金で描かれてるのだそうです。なんて貴重で繊細な絵なんでしょうね。
「沈金(ちんきん)は、漆器の装飾技法の一つである。
漆面に対して刃物で文様を彫り、この痕に金箔、金粉を押し込む。かつては中国、タイ、インドなどでも行われたが、現代では日本で最も盛んに行われており、特に会津塗や輪島塗でよく使われる技法である。箔や、金粉の代わりに顔料を埋め込む場合も有る。」
Kさんは古舘興さんの大ファンで、お知り合いにもなったそうです。
個展を学校を改装した自宅で開かれた後、半年後くらいにお亡くなりになったそう。
本当に惜しい方が亡くなってしまったと嘆いていました。
「異色の音」(古舘興)
「油彩から墨絵への転換を経て、新たな画境地を得た古舘興。自然の情感を捉えた、詩情あふれる作品の数々を収録する。」
「淡墨物語」(古舘興・墨絵画集)。
「独自の水墨画観で具象から抽象表現まで、多様な創作活動を続ける秩父の墨絵画家、古舘興の作品集。高度なボカシの技術を用い、様々な表現で自然に生きとし生けるものを描く。油絵作品も収録。」