あそびあーと☆こども劇場いるまの高学年以上例会の劇「わたしはわたし、ぼくはぼく」(劇団うりんこ)を観ました。
長女はチケットを買って入場。
当日パンフレット。
STORY
「保育園に務める30歳の健人は、男性保育士に対する保護者の偏見に落ち込み、ゲイである秘密を打ち明けられず引きこもってしまった。ある日、鏡を見ていると、1人の少女が現れて、言った。
『世界を救って欲しい』少女に導かれて1997年の教室へ。そこで10歳の自分と出会い…」
MESSAGE
「自分とは違う人」も大切に出来る世界を
「人と違う自分はおかしいのでは?」誰でも一度は悩み苦しみます。
体が違う、声が違う、考え方が違う、感じ方が違う、肌の色が違う、好きなものが違う。
人と違う自分がいじめられたり仲間はずれになる事が恐くて、自分じゃない人のふりをしたりもします。
でも本当は誰でも唯一無二であり、自分と人との違いを楽しむ事も出来るはずなのです。
我々には「自分とは違う人」も大切に出来る世界をつくる力がある、そう信じてこのお芝居をお届けいたします。
劇団うりんこ
MESSAGE
このお芝居では、昨今話題のLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーのそれぞれの頭文字をとった、セクシャルマイノリティ)を題材としてあつかっています。お芝居のなかで描いたのは、用語の説明ではなく、人と人の関わり方、一人一人違う生き方をどう認め合っていくか、というようことです。劇中では、そういった人たちをからかったり貶めるような言葉は使わないように努めました。たとえば「差別や偏見をなくす」というメッセージを伝えたいなら、それを紙に書いて渡せばいいと思うのです。演劇だからできること、それは言葉にならないものを伝え届けるということだと信じています。誰にとっても無縁ではない、いじめや孤立の問題をいつもとは違った切り口から描いてみた作品です。どうぞ最後までごゆっくりご覧ください。
作・演出 関根信一
健人の祖母が、性同一障害のみどりに「お母さんに負けちゃダメ。
親は子どもの幸せを一番願ってるのだから、今は分かってもらえなくても、
自分が幸せになることを諦めないで。それがお母さんの幸せにもなるのだから。」
というようなことを言ってました。本当にそうですよね。親には何が子どもの幸せなのかわからない。
でも、なんとか幸せになって欲しいと願ってる。自分の思うような幸せじゃなくてもねww
子ども自身もどうしていいかわからないだろうけど、いつかはお互いわかるのかな。
一人一人の幸せは違う。幸せになりたいと誰もが願ってるのに、それが何かもわからないのかも・・・
いろいろ考えさせられてしまいましたね。長女もそうだと思うけどねww
久しぶりに劇が観られて良かったと言ってました。連れてきてよかったかなww
斡旋のバレンタインチョコも代金引き換えで受け取りました。