息子と、映画「ノマドランド」を観に行きました。
息子が寝坊したので、8:30開演ぎりぎりw 金曜は会員デーなので、1,100円でした。
私が会員を更新したので、1,000円で鑑賞できる券がもらえたので、息子にあげました。譲渡可能です。
ノマドランドは息子が観たいと言うので観たのですが、思ったより良かったですね。
解説
「スリー・ビルボード」のオスカー女優フランシス・マクドーマンドが主演を務め、アメリカ西部の路上に暮らす車上生活者たちの生き様を、大自然の映像美とともに描いたロードムービー。ジェシカ・ブルーダーのノンフィクション「ノマド 漂流する高齢労働者たち」を原作に、「ザ・ライダー」で高く評価された新鋭クロエ・ジャオ監督がメガホンをとった。ネバダ州の企業城下町で暮らす60代の女性ファーンは、リーマンショックによる企業倒産の影響で、長年住み慣れた家を失ってしまう。キャンピングカーに全てを詰め込んだ彼女は、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩きながら車上生活を送ることに。毎日を懸命に乗り越えながら、行く先々で出会うノマドたちと心の交流を重ね、誇りを持って自由を生きる彼女の旅は続いていく。2020年・第77回ベネチア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞、第45回トロント国際映画祭でも最高賞の観客賞を受賞するなど高い評価を獲得。第78回ゴールデングローブ賞でも作品賞や監督賞を受賞。第93回アカデミー賞で作品、監督、主演女優など6部門でノミネートされる。
ミナリも観たいと言ってたので、その方がいいかなと思ったのですが、ネタバレも読んでしまったしね。
ミナリは夕方しか上映してなかったし、ノマドランドの方が、息子は観たかったようなのです。
ドキュメンタリーみたいな感じかと思ったけど、そこまででもなかった。
淡々としていたけど、人との出会いと別れがリアルで、そうなんだろうなあと納得できました。
ネタバレになってしまうけど、ファーンが
一般人を役者に起用 「ノマドランド」こだわりの撮影に迫る特別映像
ノマドがリアルだと思ったら、主役の女優マクドーマンド以外、本物のノマドだそう。
一般人を起用と何かで読んでたけど、主要メンバーは俳優・女優なのかと思ってしまった。
このクロエ・ジャオ監督の以前の映画でも、本物の人達が出演してるのを観て、
女優マクドーマンドが監督を逆オファーしたそう。さすがオスカー女優w
ヴァンライフの導師ボブ・ウェルズも本人です。
デジタル・ヴァンライフ:YouTuberのオン・ザ・ロード 63歳のボブ・ウェルズは、1995年からヴァンライフを送っている。
ヴァンライフはある意味自由だけど孤独、心身共に健康で、体力に自信がないと続けられないのではないかと心配になってしまう。
肉体労働が多いけど、高齢者が多いいからなあ。
病院で死ぬのを待ってるよりいい解いていたスワンキーはどこで亡くなったのだろう。
美しいと言ってた燕の巣立ちをまた見られて良かった。
マクドーマン演じるファーンが、デビット・ストラザーン演じるデイブに一緒に住まないかと誘われて断ったのは、
愛情が無かったわけではなく、あの大家族の一員になることが耐えられなかったのでは?と思ってしまった。
私なら、弱いから安住の地を求めてしまうだろうけど、それでも気詰まりだと思うから。
思い出は大事だけど、それだけでは生きられない。
最後にレンタルスペースに置いてきた荷物をみんな処分した時、本当に心身共に身軽になったんだろうなあ。
ある意味、断捨離やミニマムライフもそうなのかも。なんてなかなか捨てられない私ですが・・・