草加おやこ劇場の例会の劇「弟の戦争」を観に行ったのですが、ようやく草加市の谷塚駅に着きました。
草加せんべいの梅香堂がありました。
帰りにお土産買おうかと思ったら、もう閉まってましたね。
商店街は割とシャッターが降りてる。
しばらく歩いて、谷塚文化センターに到着。
早く着き過ぎたので、一階の椅子に座ったりしてました。
3階ホールです。
埼玉県内のおやこ、子ども劇場では、お互いに乗り入れ、差し替えができるのですよね。
今回は乗り入れで1,400円。下見としてあそびあーと☆こども劇場いるまが乗り入れ代と交通費を出してくれるというので、寝たりしたら申し訳ないなあ。
途中、少しうとうとしかけましたが、なんとか気を取り直し、寝ずに済みましたね。もちろん、それほど眠くならなかったということですが。
私は割と寝てしまうことが多いので、寝ないだけいいのですよね。
入り口に原作本なども置いてあったので、
待ってる間に前半を読みました。
会場。平土間ですが、私は椅子で。
終わった後、弟の人形を見せてもらいました。
「原作のあらすじ。●イギリスで子どもの選ぶ賞ほか複数受賞 ぼくの弟は心の優しい子だった。弱いものを見ると、とりつかれたみたいになって「助けてやってよ」って言う。人の気持ちを読み取る不思議な力も持っている。そんな弟が、ある時「自分はイラク軍の少年兵だ」と言い出した。湾岸戦争が始まった夏のことだった…。人と人の心の絆の不思議さが胸に迫る話題作。」
朗読劇と人形劇、舞台劇が混じり合った感じで面白い。始まる前に入り口の前に置いてあった原作本を少し読んだのですが、朗読などは忠実でしたね。弟を人形で表現していた。子どもを大人が演じるよりある意味いいのかも。動かす人とセリフを言う人が違い、離れている時は少し違和感があったが。同じセリフを2人でずれて被り、何度も繰り返すのも最初聞き取るのが疲れる。
アラブの移民の精神科医に、兄の同級生が「アラブのホモ」と差別的な発言をし、よくあることと精神科医が受け止めることにも驚いた。そういう人種・宗教の溝を埋めるために弟アンディはイラクの少年兵に憑依されたのではと精神科医が言っていた。その有り様を兄も一緒に体験することで、兄も痛感する。弟は少年兵が亡くなった後、元に戻り、それまでの記憶も失ってしまう。多重人格かとも思ったが、そうではないらしい。テレパシーがあるのかな。
最後のダンスは人形遣いが良かった。その為のダンス?とも感じるほど。
父がイラク戦争に賛成なので、母が男は好戦的と言っていたのに共感してしまった。
戦争や差別など、相手の立場になることを考えさせられました。
草加おやこ劇場の鑑賞例会ラインナップ。
弟の戦争は小学校高学年以上の例会です。
協力団体から草加おやこ劇場に、乾パンをいただいたそうで、観客に分けてもらいました。会員以外にまでありがたい。
谷塚文化センターは隣の谷塚小学校と繋がっていました。
スクールパトロールステーションまである。
夕焼け。
チキンショップ蓮見の焼き鳥の匂いに釣られ、買いたかったけど、予約でいっぱいらしく、買えなかった。