三の丸尚蔵館の特別展を観に行きました。夫が切り抜いた新聞記事。
「皇居三の丸尚蔵館 装い新たに」
「天皇ご一家特別展示を鑑賞」
「眠る皇室ゆかりの品 積極活用へ」
予約チケット。一般1,000円。
70歳以上は無料です。夫は72歳なので。
11時からの予約でしたが、行列に並び、混んでたので11時より少し待たされました。
常盤マンサクの根元に瓦の欠片? 建て直しだから、以前の建物の瓦を再利用してるのかな。
でも、樋からの水抜きには砂利でしたね。
済寧館
明治天皇の命により宮内卿徳大寺実則らが建設を進め、1883年(明治16年)に竣工した。館名は「詩経」大雅文王篇「済々たる多士、文王以て寧し」から採られた。華族、宮内官、皇宮警察官の武道稽古に使用され、数々の天覧試合や台覧試合の舞台となった。
紅葉。
ようやく入れました。
特別展示「令和の御代を迎えて」。撮影禁止。
尚蔵館のパンフレット。
第1期 三の丸尚蔵館の国宝。こちらは、撮影OK。
展示後期です。
春日権現験記絵 巻十九。
上に写真、下に絵巻。
絵巻。
写真。こちらの方が鮮明。
第二段。
第三段。
虹が鮮やか。
蒙古襲来絵詞 後巻。
伊藤若冲の動植綵絵。
紅葉小禽図。
棕欄雄鶏図。ぼやけてしまった・・・
梅花群鶴図。
貝甲図。
屏風土代。
藤折枝蒔絵箱。
売店では、皇室のカレンダーも。若冲の絵葉書を買おうか迷ったけど、混んでたので買わなかった。
尚蔵館はまだ工事中です。展示室が少ないので増設するのかな。
大手門。
1606(慶長11)年に江戸城の縄張りされ、翌年完成した江戸城の玄関。1620(元和6)年の江戸城修復に際し、伊達正宗(だてまさむね)らの力により現在のような桝形形式(ますがた=橋を渡ってから道は鍵型に屈曲する)の城門となった江戸城の正門。その警備は鉄砲30丁、弓10、長柄20という厳重なものだったとか。
枡形内に渡櫓の屋根を飾っていた鯱が展示されています。
刻印に「明暦三丁酉」(丁酉=ひのととり)とあり、1657(明暦3)年の明暦の大火(振袖火事)で焼失した後、1659(万治2)年に大手門が再建されたときのものと推定できます。昭和20年の空襲で門は焼け落ちましたが、鯱だけが現存しているのです。
再建された大手門の渡櫓にも鯱が。
夫があの大手門をくぐったら、現世に帰ってしまうんだなと言ってました。
ここはあの世?w
大手濠。
現世に帰ってきてしまいましたね。
桔梗濠。乾通り公開の案内もしてました。横断歩道の交通整理も。