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2016年04月13日
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▀小説「どん底塾の3人」051:亀さんのプレゼント
01どん底塾の3人.jpg
「海老原へのプレゼントはこれだ。開けてみろ」
 新たな封筒が、差し出される。メンバーの視線が、そこに集中する。海老原が1枚の紙片を引き出す。
「採用許可書です」
「おまえさえよければ、百貨店の外商をやってもらう。話はつけてある。思い切って、飛び込んでみたらどうだ。おまえなら、十分にできる」
「ゆりかごから墓石までですか。亀さん、ありがとうございます。やらせてください。絶対にトップの営業マンになりますから」
 海老原の上気した顔が、くしゃくしゃになった。
「すごいじゃないか」
 乱暴に海老原の肩を叩きながら、大河内は泣いていた。
 
「大河内にはこれだ」
 泣き顔の大河内が、封筒を開けた。
「紹介者リストですか」
「おまえには、50人のともだちを紹介しよう。おれからの紹介だといえば、いつでも会ってくれる連中だ。ただし、契約してくれるかどうかは保証できない。アポ取りに困ったとき、いつでも電話をかけろ」
「亀さん、ありがとうございます。こんなに思っていただいて……」
 こみ上げてくるものがあった。紙片を頭上に掲げて、大河内は感謝の意を示した。

「楽しかったよ。おまえたちに感謝したい。何か大きな忘れ物をしているみたいで落ち着かなかったが、おまえたちのお蔭で見つかった。何だか、わかるか? ちょっと、キザなようだけど、未来を思い描く心だ。だんだん、目線が現実に近くなっていた。おまえたちと関わって、そのことに気がついた」

※ダントツ営業の知恵
 目線を遠くにしよう。輝かしい未来が見えてくるはずだ。






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最終更新日  2016年04月13日 01時32分14秒
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