カテゴリ:より良く生きるために
最近、「Windyの詩&写真」ということで、毎日、詩と写真を載せています。
詩は自分でも「詩人だ~!!」という自負を持って書いていたのですが、 写真に関しては、ド素人で、なんとこんな進化した現代で、 デジカメを使い始めたのは、今年の9月からでした。 ブログを始める際に、「写真も載せなきゃな~」と思って買ったのと、 あとウォーキングの途中に、早朝のせいもあってか、 可愛い猫をたくさん見かけるので、 「今日のにゃんこ」コーナーでも作ってみるか~と思っていたのですが、 まさかにゃんこの写真と自分の詩が合体するとは、思っていませんでした。 しかし、載せてみると、さすが宇宙の使者様は、実に詩的な姿をしているのですね。 詩の持っている世界観とにゃんこの持っている世界観は合致するんだな~と 両者の意外なコラボに驚きの毎日です。 しかし、ド素人の写真ですが、毎日、自分の日記代わりに、 食べたものを写真に撮って、仲良しのレストランの人に見せていたら、 「写真撮るの、うまいですね~」と言われ、 デジカメなんて誰が撮っても一緒だろ~、 最近のデジカメが進化して、機能がよくなっているだけだと思っていたのですが、 そのうち、他の人からもお褒めの言葉を頂くようになりました。 AYA様先生のツキ天講座の後のお茶会でも、 にゃんこの写真だけでなく、皇居やお花を撮った写真を見せていたら、 みなさん、ツキ天講座に来られる方だけあっていい方ばかりで、 「絵葉書みたい~」「上手~」と褒めてくださり、 人にやる気を出させる天才、AYA様先生に至っては、 「フォトエッセイ集出せますよ~」とまで言ってくださり、 すぐ調子にのる私は、それから、またせっせとお花やにゃんこの写真を撮りまくっています。 私は、調子にのるって、悪いことじゃないと思うんですよ。 だって、この「調子にのる」って、 本来、私達が宇宙と合っていた波長にのり、波長が調うということですからね! でも、にゃんこの写真がうまく撮れてるとしたら… それは、ひとえにその被写体が好きだからだと思います。 カメラの機能やテクニックを向上させても、 猫を愛してないと、それは被写体に伝わって、可愛い表情はしてくれませんからね。 カメラの向こうに広がる世界、猫や花や風景、それらを愛するのが いい写真が撮れる1番のコツなんじゃないかと思います。 さて、調子にのって、ウォーキング・デジカメラマンと化した私ですが、 実は、詩も調子にのって、詩人になりました。 私が詩を書きだしたのは、実は友達の男の子の宿題を手伝ったのがきっかけでした。 大学の時に、「英語で詩を書いてくる」という宿題が出たK君は、 「英語は得意なので、それは問題ないけど、その前提である詩がな~」ということで、 私に、ご飯をおごるという条件で、詩を書くことを依頼してきたんです。 前に書いたように、食べることが大好きな私は、 食べ物のためならば…ということで、下記の詩を書きました。 夏の終わりが近づくと やっと2階の窓越しに君の姿が見える サーフボードは縁側に BGMはいつもより小さめに やっと君が宿題に手をつける 昆虫採集の虫を半分譲るのも 夏休みの天気を教えるのも 全部僕の役目だったね それでも映画のチケットは 受け取ってくれなかったね 今年もレポートの半分は僕が書くんだろう ベースの上手なあいつは 方程式解いてはくれないの? 星の観測をするのも 朝顔に水をやるのも 全部僕の役目だったね 君が僕を必要とするのは夏の終わりだけ それでも僕が1番好きな季節は 今でもきっと夏の終わりなのさ これは、夏休みの終わりが近づくと、やっと机に座る弟の姿を見ながら、 宿題を私に手伝わせるK君への、ちょっとしたいやみもこめて書いた詩で、 K君がベースが得意だったので、 「ベースの上手なあいつは、方程式解いてはくれないの?」 宿題は自分でしろよ~という、友人として愛のこもったメッセージも入れといたんですが… 他にもいくつか作って渡したところ、 「Windy、詩の才能あるんじゃんない?」というおだても食事のおまけにつけてもらって、 それで、K君の宿題を書き終わっても、なんとなく詩を書き続けたところ、 とうとう本まで出すようになってしまいました。 人の宿題を手伝って、1冊の本が出来るなんて、まさに、漁夫の利。 人生には、どこに宝物が隠れているかわかりませんね。 でも、K君に1番、感謝しているのは、 私が宿題とはいえ、人のオファーで詩を書き始めたということです。 もし、自分が失恋してつらくて詩を書き始めたのだとしたら… たぶん、詩を自分の感情を吐露するものだと考えて、 自分の感情を撒き散らしたものを書いていたかもしれません。 最初から、誰かの立場になって書き、しかも、男の子の視点から書いたので、 私は、詩というものは創作なんだという意識をしっかり持って、 詩に向き合えたような気がします。 これから、詩を掲載するにあたって、実にいろんな詩が出てくると思います。 男の子の視点や失恋の詩、ハッピーな詩、反抗期(?)の詩… でも、すべて、創作です!! 本を出した時に「これは全部、自分の経験したこと?」という質問を受けましたが、 まさかまさか、私の詩に書いた1000通りの恋を体験しようとしたら、 今世の人生だけで、何人の殿方が必要になるか…(笑) でも、詩人というのは、 ひとつの恋で1000通りの詩が書けるものだと私は思います。 そして、詩は「言葉の絵」だと、私は思っています。 写真や絵と同じように、この世に生まれてきて残したいと思う一瞬の煌めきを 言葉で、絵のように描くこと、それが詩なんだと… これからも、宇宙がくれた一瞬一瞬の輝きを少しでも多く私の心に刻むため、 素敵な詩を書き、素敵な写真を撮り続けていきたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月09日 11時04分58秒
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