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願いの扉☆いいことパラダイスの人生を送る方法

願いの扉☆いいことパラダイスの人生を送る方法

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2007年11月10日
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今日は、母の誕生日です。
この間、プレゼントを贈るために、電話したら、
ブログを読んでくれていて、とりあえず「文章、うまいね~」と言ってもらって、
ほっと胸をなでおろしました。

それと、同時に子供というのは、いくつになっても、
「親に褒めてもらうのが1番、嬉しいんだな」と不思議な気分になりました。

大好きな友達や会ったこともない人、師匠やAYA様先生に
褒めてもらった時、そのどれもが、この上なく嬉しかったのに、
「ああ、お母さんが結局、1番なんだな…」と、
親子というものの関係性について、考えさせられました。

母は、「あなた、私が死ぬことより、風ちゃん(愛猫)が死ぬことを怖れてない?」と
風子にやや嫉妬しているようで、
それは、まさに図星だったし、高校を出てから親に1円もお金を出してもらわず生きてきたし、

東京に出てきてからは、特に経済的にも精神的にも自立しているので、
私と母は自立した対等な大人同士という関係だと思っていたのに、
親に褒めてもらえて、子供のようにはしゃぐ私に、
「いくつになっても、子供は子供、親は親」ということを思い知らされました。

まあ、あの大物俳優、高倉健さんが、芝居を頑張ってきたのも
お母さんに褒められたかったかららしく、
「あなたに褒められたくて」って、本まで出してますものね。

男の中の男・健さんでさえ、そうなら、たまに土方歳三が入ってくる私でも、
小物中の小物なんだから、当然ですかね!?

ところで、母はまだ、初期の頃のブログしか読んでないらしく、
10月12日に書いた「文章力は人間力」の、火事の日の母とのやりとりについて話すと、
「そんなこと言ったかしらね~、全然、覚えてないわ…」とのことでした。

子供の皆様。子供にとっては、人生が変わるような一言でさえ、
向こうは覚えてもいないですから、あまり、お気になさらずに…(笑)

でも、母親である親友のTちゃんは、あそこにいたって感動したらしく、
「自分の子供が人と違う文章を書くと信じてないと、あんな台詞はいえないわ」と
母の教育方針を賛嘆してましたから、やはり母親という立場になってみないと
わからないこともいっぱいありますね!!

さて、母は、父と離婚してから、三人の子供を必死で育ててくれました。
飲食店を経営していたのですが、バブル崩壊後、不景気で家で食事する人が多くなり、

経営が思わしくなくなってからは、
飲食店経営の傍ら、市の「介護ヘルパー講習」に出、病院勤務もし、
自力で勉強し介護福祉士合格の後は、難関であるケア・マネージャーの
試験にまで受かってしまい、今も現役でバリバリ働いています。

まさに、尊敬する人であります。

でも、子供の頃は、いろいろ、こちらも怒っていることがありました。
大学を卒業するまでとにかく厳しい人で、中学に入ったら漫画を読んではいけないとか、
大好きなアイドルの切り抜きを焼かれたこともあったし、

大学生になっても、「卒業するまで男の子とつきあっては駄目」
(隠れてつきあってましたが…)とか、
門限は高校生までは、夏は六時、冬は五時、
大学生になってからは、普段は七時半、サークル内の飲み会も九時でした。

「私の青春を返せ!!」と言いたい感じですが、
今、思えば、女手ひとつで育てたので、目が届かない分、
母も子供が悪の道に行かないよう、必死だったんでしょう。

おかげさまで、シスターの前世だったので、
今回はかなり遊ぼう!!と思って生まれてきたのか、
お酒も強いし、カラオケも好きなのに、七時半に帰り、真面目に勉強していたおかげで、
大学はかなりいい成績を修めることができました。

でも、あまりにも厳しいので、こんなことでは、母の決めた男と結婚させられたり、
一生、牛耳られるんじゃないかと思っていましたが、母が偉かったのは、
社会人になってからは、朝帰りしようが、どんなにお酒を飲んで帰ろうが、
一切、私には、何も言わなくなったことです。

あの切り替えには、本当にびっくりしました。
「社会人になったら親の務めは終わり。これからはどんなことがあっても、
自分で責任を取れるのだから、自分の好きなようにおやりなさい」と…。

そんなわけで、今は伸び伸びと好きな人生を生きています。

ところで、親がブロクを読んでいると、好きなことが書けないのでは?と思う方も
いらっしゃるかもしれませんが、私は誰がなんと言おうと好きなことを書きます。
人の誹謗・中傷でない限り、誰が読んでいるとかそういう枠にとらわれることなく、
思ったことを伸び伸び書きたいのです。

母にも、「自分の子はアーティスト(一応、詩人なのでお許しを…)だと思って、
何が書いてあっても、気にしないでくれ…」と言ってあります。

でも、私の書くものに関して、
母は、子供が書いたものという視点ではなく、読み物として読んでくれるので、
私は「魔性の女」という小説を書いて送ったりしたこともあります(笑)

便利なのは、何か気持ちを伝えたい時、詩にして読ませて、納得させるんですよ(笑)
そうやって、「私が東京に出てきて、いかに頑張りたいか」という詩を
たくさん読ませ、東京に出てくることも成功しました(笑)

書くものに関して、特に詩に関しては「正しい」「正しくない」で判断してほしくなく、
「ああ、こういう気持ちもあるんだな」ということで、
皆様にも読んで頂けたら嬉しいなと…思って書いています。

最近、大変、残念なことですが、ある方からのコメントを制限させて頂きました。
その方は大変、熱心に読んでくださり、賛同や感嘆の素晴らしいメッセージを
たくさん、寄せてくださるのですが、何か厳しい宗教観をお持ちのようで、
私の文章の一言一言を引用しては、そこに私の意図とは違うコメントを書かれていました。

例えば、「好きな人の彼女は私もいじめたくなるので、気持ちはわかる」と書くと、
「恥ずべきことです。とても人間の女がやることではありません」と書いてありました。

でも、ちゃんと読んでくださっている方ならわかると思いますが、
私は「好きな人の彼女をいじめる」ようなことを一切、やるはずもないし、奨励もしてない、
むしろ、嫉妬を排斥して綺麗な心で生きていこうよという、メッセージを送り続けているはずです。

それを、あの一行であんなふうに書かれるのは、心外というほかありません。

他にもAYA様先生のリラクゼーションサロンに行ったことを書いた
「楽しいことしか知らない天使」の時には、「読んでて辛くなる文章。
お二人が裁かれないように祈ります」と書いてありました。

何がお気に召さないのかはわかりませんが
私の神様なら、人のブログにこのようなコメントを寄せることを、裁くでしょう。

「楽しいことしか知らない天使」というのは、自分ばかりが楽しめばいいという
好き勝手な天使を言うのではありません。
どんな嫌なこともつらいことも、楽しいことに変えていく努力をしている天使という意味です。
その人以外の方は、全員、わかってくださっていることだと思いますが…。

でも、私はだんだん、その人に追い詰められていきました。
たくさんあれも書こう、これも書こうという企画があったのに、
「また、なんか、いちゃもん、つけられるのかな…」と思うと書くのが嫌になっていきます。

書くことを狭められるのって、思考を狭められることなんですよ。
自分の広い宇宙である心に自由な思考を書いていきたいのに、
せまーい価値観を持っている人が、
「あの言葉は使っちゃだめ」「こういうことを書いちゃだめ」と
待ち構えているとしたら、自由に物事を考えることもできません。

その人には全然そんなつもりはなく、
私を正しい方向へ導きたい一心の言動かもしれませんが、

私の正しい道は、私じゃなきゃ、見つけられないんです。

だから、私は、毎日、もうその人がコメントを寄せないようにと祈り続けました。

でも、「残念ながら、私も彼にふられてしまいました…」という文章に、
「男が女を振るということはありえません…云々(あとはその人独自の理論)」と書かれていた時に、
「ふる」「ふられる」という一般用語さえ使えないのかと、
それから、申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、制限させて頂きました。

文章に何かコメントされるのは我慢できたんですが…
詩に関して、これからこの人が同じスタンスでコメントを寄せてきたら…
そう思うと我慢できなかったんです。(実際に詩の世界とは程遠いコメントがありました)

「ふる」「ふられる」どころか、不倫の恋の詩や、反骨精神の詩、人を愛せなくて悩む詩…
いろんな詩がこれから載るでしょう。

でも、全部、創作だし、例えば、不倫の恋の詩を載せたとしても、
私が言いたいのは「不倫の恋をしましょう」というのでは勿論なく、
「不倫の恋の中にもちゃんとある純粋な気持ちや、切なさ・悲しみ・喜び」
とにかく人の気持ちというものを、書いていきたいだけなんです。

1000編ぐらいある、私の詩のストックですが、
読んでくださる方のお気に入りの詩はみんなそれぞれ違っています。
つまり、読んでくださる人の気持ちによって、心に響くものは違うんですね。
作り手である私でさえ、その状況に応じて、好きな詩は違いますし。

日によっては「なんてつまらないものを書き散らかしてるんだろう、資源の無駄だ」と思う日もあるし、
「こんな天才的な詩をこのまま日の目を見ないで、埋没させてはいけない」とまで思う時もあるし…
どちらが真実かはいざ知らす…

でも、とにかく、詩は「人の心」というものを書いていきたいんです。
だから、宗教観や法律論や、道徳心はさておいて、
そこに流れる、人の心というものを読み取って頂けたらな~と思います!!

さて、母に関しては、感謝していることは山ほどありますが、
1番感謝していることは、言葉の使い方に厳しかったことです。

小さい頃、「どいて」というと、「そういう嫌な感じの言葉ではなく、
ちょっとごめんなさいという言葉を使うことによって、
相手に場所を空けてもらいなさい」と怒られました。

また、人の話を聞いて、それが真実でないと思ったら、
「うっそ~?」ではなく「本当?」といいなさい、
初めから、人の言葉をうそだと決めてかかって話をするのは失礼だと…

ちょっとしたことですが、私は母にこういう考えを叩き込まれたおかげで、
「言葉というものは、人を傷つけるためにあるのではなく、
人を喜ばせるためにある」のだという、詩人として1番大切なことを教わった気がします。

母は詩集どころか、文学書の1冊だって読みません。
そう私は、家族が実用書以外の本を読んでるのを見たことがないのです。

でも、本を読まない家庭から詩人が誕生したのは、
母の言葉というものに対する人間としての深い知恵のおかげであり、
何百冊の本を読んでも、人を傷つけて平気な言葉を使える人よりも、
本を読まないでも、言葉の正しい使い方を知っている母の方が偉大だと思っています。

これからも母に少しでも親孝行できるよう、
また、母の教えてくれたことを活かせるよう、
素敵な言葉を私の人生の中でたくさん見つけていきたいと思います。














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最終更新日  2007年11月11日 18時38分32秒
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