願いの扉☆いいことパラダイスの人生を送る方法

ドラマ「ハチミツとクローバー」で、
登場人物のはぐみちゃん（成海璃子）と竹本くん（生田斗真）が、
同じ大学の構内で桜を見ているシーンがありました。

竹本くんはその桜の様子を綺麗だな～と感じ入っているのですが、
言葉もありません。

ところが、その光景を見事に描き、
絵に残したはぐみちゃんに竹本くんは、

「はぐちゃんの目になって、景色を見てみたい」という
シーンがありました。

そう、同じ景色を見たり、同じものを食べても、
捉え方は全然違うのですね～。

そして、その感動を何かほかの形に変えたり、
残していくことができるのも、その人次第です。

同じように写真を撮る時も目的によって、
まったく撮り方が変わってきます。

同じ猫写真をとっても、おもしろおかしく撮る才能のある方、
また、本当に綺麗に、毛の１本１本まで触れそうにリアルに撮ってらっしゃる方と
撮る目的や撮る人の感性で違ってきます。

私の場合はいちおう猫を撮る時も、食べ物を撮る時も
「詩人」というのは、忘れないように撮っています。

それで、出来たのが今、載せている写真の数々ですが、
同じようにウォーキングしてても、伊集院光さんは、
放置自転車とか面白い看板とか撮って歩いているそうです。

で、そういう話をテレビで聞いて、
街を歩くと放置自転車っていっぱいあるんですね～。

視点を変えて歩くだけでも、見るものはまるで違うのですね。
これは、人生も一緒かも。

自分の視点を変えて、人生を歩けば、
キャッチする情報も出会う人もみんな変わっていくのだと思います。

１月２０日に載せた「純粋経験」という詩の葉っぱも、
私が詩人でなかったら出会うことのない写真だったと思います。

たった１枚の葉っぱでも、出会う人は出会うし、出会わない人は出会わない。
そこにはちゃんと存在しているのですが、出会うのも出会わないのもその人次第、
幸せも喜びもそうなのかもしれません。

さて、そんなわけで、昨日はすべての出来事の中に
人は自分を見て、喜んだり怒ったり、
賞賛したり批判したりしているのだと言うことを書きたかったのですが、

ちょっと時間＆文章力不足でそれを書ききれてなくて、
１日、もやもやした気持ちになってしまいました。
誰にも突っ込まれてないんですが、自分がいやでした。

動物好きでもない人がボランティアを強要する文章に出会うと
腹を立てていたという件、

これは、考え方を変えれば、
動物好きでないのに、動物のことを応援してくれてありがとうと
考えることもできますよね。

なのに、私はたぶん、その時、それに腹を立てたのだとしたら、
自分ばっかりやっている…みたいな行政への不満、
ひいては、その行政に物申せない自分に
結局は腹を立てているのですよね。

同じように上司や同僚に腹を立てる場合もそうかもしれません。
生活のために自分の理想を生ききっていないという気持ちや、
その環境を打破していない自分に腹を立てているのだと思います。

もし、自分が人を温かく見る視点を持っていれば、
ああ、普段、そんなに動物を好きでもない有名なタレントさんが、
イベントに来て、みんなにボランティアを勧めてくれてありがとうとか
そういう文章を本やブログに書いてくれてありがとうとか思えるのに、

私ばっかりやっているという不満を持っていたら、
善意で言ってくださっていることまで曲解してしまいます。

世の中を変えるのではなく、まず、自分の視点を変えなければ、
そこから始めなければ、結局は何も始まらないのだし…。

大学時代、牧師の先生がクリスマス礼拝に
来られて、こんな話をされていました。

「よくクリスチャンの人は、ほかの人が普段、何の信仰もないのに、
クリスマスだけ大騒ぎするのを見て腹を立てているけれど、

ほんとのクリスチャンならそんな狭い了見ではなく、
クリスチャンでない人まで、イエス様の誕生日を祝ってくれて
ありがたいと思うべきだ…」とおっしゃってました。

よく私の気持ちもわからないのに、
余計なことを言わないで…なんて思うこともありますが、
わからないのに心配してくれてありがとうと
考えることもできますよね。

すべての出来事の中に人は自分を見ているのだとしたら、
自分の視力を変えれば、どんどん視界が広がり、
綺麗なものや幸せなものが見えていくのだと思います。

心の目の視力をあげて、いいことパラダイス
いっぱい見つけていけるように、
心の目薬をいっぱいさしながら、綺麗な目を養っていきたいと思います！！


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