トランポ機能とベッド■ HIACE トランポ機能とベッドバリエーション ■自分は多趣味で積載物が多岐にわたるので、トランポ機能にはかなりこだわった。 中でも最大のこだわりはベッド~シート下スルー収納だ。 自分はウインドサーフィンをやるので、長尺の道具が非常に多い。 しかしノーマルのFASPシート下には、リアヒーター・化粧板や仕切板が邪魔で長尺収納は不可能だ。 そこでリアヒーターはFFヒーターで代用し、クリアランスを損なうFASPの横スライド用レールも撤去。 その他仕切板等は全て撤去した上でシート土台を幅110cmのゲタ脚に加工し、ボード等高さのある長尺物も収納できるように、シート下とベッド下の高さを両方6cm嵩上げした。 これにより、トイレとギャレーを取り付けた状態でもウインド道具一式がベッド~シート下に納まり、さらにギャレーを取り外すとさらに余裕の空間が広がる。↓ 冬もシート下スルー収納が威力を発揮し、「長尺」のスキー板・「高さ」のあるスキーブーツ等も奥に押しこんで余裕タップリ。 ノーマルFASPシートのままでは、到底こんな芸当はできない。↓ キャンプ用品の細かい荷物も、奥に押し込んでいけばかなりの積載量になり、ポップアップテント・ドームタープ・キャンプチェアー・キャンプテーブル・バーベキューグリル・インフレーターマット等が全てベッド下に収まる。 特に、小物満載で重たいコンテナボックスがベッド下に縦収納ができるのは大きな利点。 ↓シートアレンジはまずテーブルを挟んでのダイネットモードで、シート脇にはエンゲル冷蔵温蔵庫用の台がある。 でも、一番キャンピングカーらしいこのモードは、実はセッティングが面倒くさい。 FASPシートの後ろのマットを外し、さらに支え棒を外して斜めに付け替えて、そこに取り外したマットを付ける。 りクライングもできないし、いちいちセッティングに非常に時間と手間がかかるので、後日チルトスイベルシートを取り付けた。 ↓ところでこの冷蔵庫台には裏技があって、就寝時は冷蔵庫をウォークスルーボードに移動し、その代わりにマットを乗せ代えて就寝スペースの一部に早変わりする。 ↓次はだだっ広いフルフラットモード。 室内キャリアにボード等を積む時は、天井が高くなるこのモードを使う。 ちなみにキャリア・扇風機等を吊るすためにハンガーパイプを特注した。 ↓オプションマットを追加すれば2段ベッドモードになる。 上段ベッド幅は170cmあるので子供が2人寝られるし、下段ベッド長は200cm以上あり大人2人が余裕で就寝。 また、上段と下段の間には荷物を押し込められるので、通常の車中泊はこのモードを使う。 ↓室内照明はグローブ蛍光灯 21Wと570ルーメン 50W相当のLED 運転席側もGARAXのLEDに交換し、いずれも明るさ抜群で夜の主役はもっぱらLEDだ。 ↓後付けで、マット上を完全フラット化する特注置き畳を追加した。 2枚分割タイプで、多人数使用時は冷蔵庫をウォークスルーボード上に移動し、畳2枚敷きのフルフラット。 1人使用の車中泊は、冷蔵庫は定位置で畳1枚敷き。 畳の上にマットを敷けば、寝返り時に沈み込むこともなく、ほどよい硬さで快眠できる。 ↓裏技は、この畳たわみ防止板で、畳の上やベンチシートの上に置けば、ほどよい長さのテーブルに早変わりする。
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