公安のブログ対策
公安にとって都合がいい記事とサイトをまた見つけました。先ほどヤフーニュースを見ていたところこのような記事がありました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120719-00000302-bengocom-soci 元記事 ://www.bengo4.com/topics/36この記事やその中にあるリンク先には、このブログで告発した3つのことを否定するかのような、公安にとって都合がいい情報が載っているのです。【ネット上の名誉毀損に関する情報操作】まずこの記事の内容です。歌手の鬼束ちひろさんが、6月に自身が運営しているツィッターで、引退したお笑い芸人の島田紳助さんや歌手の和田アキ子さんに対して「殺してやりたい」とつぶやいていたのですが、この記事にはそのことが脅迫罪や名誉毀損にあたるのかどうかという内容です。要するにネット上での発言がどのような罪になるのかという内容です。「ネット上での発言が罪になる」と言えばこのブログの前回の記事 がまさにそれに関する記事です。前回の記事では「このブログが警察や一般市民を誹謗中傷、名誉を傷つけているはずなのに警察はブログや僕に対して何もしないのは、ブログに書かれていることが事実だから手を出さないのだ」ということを訴えました。しかしヤフーニュースの記事の中の「●刑事上の観点から(名誉毀損)」という項目では名誉毀損の定義を「不特定多数の人に対し、事実を摘示することによって、人の社会的評価を低下させる行為」としています。この中の「事実を摘示」とは「事実を暴露する」という意味です。要するに「他の人が知らなくていいような事実を暴露することによってその人の名誉を傷つけることを名誉毀損という」ということを言っているわけです。これを僕のブログに当てはめると、警察や警察への証言者の立場からすると「嘘を書いている」から名誉毀損には当たらず処分の対象にはならない。だから警察はなんの処分もしないのだ、という言い訳が出来そうな記事になっているわけです。しかし実際には事実無根の書き込みでも名誉毀損になります。それはウィキペディアの「誹謗中傷」で調べていただければわかります。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%B9%E8%AC%97%E4%B8%AD%E5%82%B7 その中の「インターネット」の項目の下のほうに、お笑い芸人のスマイリーキクチさんのブログのコメント欄に、キクチさんが殺人犯だという事実無根の書き込みをしたとして18人が名誉毀損の疑いで書類送検されていることが書かれています。※それ以外にもhttp://logsoku.com/thread/anchorage.2ch.net/mnewsplus/1238125527/ http://logsoku.com/thread/tsushima.2ch.net/news/1238151467/ などそしてそれだけでなく芸能人が週刊誌などを名誉毀損で訴えたというニュースは頻繁に見ますし、ツイッターに登場した紳助さんだって事実以外のことも書かれたとして週刊現代を名誉毀損で訴えているじゃないですか。だから事実だけでなく事実無根とされることでも名誉毀損で訴えることができるわけです。そしてこの事実を僕の場合に当てはめれば、当然僕のブログやサイトでの告発は警察や証言者側からすれば何らかの処罰対象になるはずなのです。しかし実際には処罰は行われていないのです。その処罰しないことこそがブログで告発した内容が事実だという証拠だというわけです。となるとヤフーニュースの記事には嘘が書かれているのか?と思われるでしょうが、名誉毀損の一例を書いたというだけであって嘘ではないと思われます。しかし弁護士が書いた記事にしてはかなり不自然な内容です。ネット上においてネット犯罪の説明をするような弁護士が、スマイリーさんのような有名な事実無根の名誉毀損事件があったことを知らないなどあり得ず、それなのに刑事上において事実無根の書き込みも名誉毀損に値することを説明していないというのは不自然です。そしてそもそも「殺してやりたい」という書き込みは明らかに脅迫行為であるのに、そこに名誉毀損の話まで持ち出していること自体にも無理があります。ネット中傷の話をするのであればスマイリーさん事件など他にもっといい例がいくらでもあるはずなのにわざわざ「殺してやりたい」としか書いていない鬼束さんの例を出していること自体が不自然な話です。※次回の記事でなぜこの鬼束さんのつぶやきが例に挙げられたのかがわかります。これが一つ目の都合がいい情報です。【中国人スパイ事件の言い訳も登場】2つ目の都合がいい情報です。このヤフーニュースになった記事を書いた「弁護士ドットコム」というサイトを見てみたところなんとそこにも都合がいい情報が都合がいい位置に載っているのです。このサイトのトップページではこの鬼束さんの記事の見出しの直ぐ下には「スパイの外交官 罪に問えるか」というタイトルの記事が載っているのです。この記事は先月騒ぎになって、ブログで捏造だと告発した中国人外交官スパイに関する記事なのです。※捏造だと告発した記事 「中国書記官スパイと映画「外事警察」 その2」 弁護士ドットコムの記事には「外交官のやった行為は条約に違反するが、外交官には特権があって逮捕できないことになっている」という説明があります。これまた公安にとって都合がいい記事が載っているのもです。この記事を読むとブログやサイトで指摘した、「公安当局はスパイに対して何もしないまま帰国させてしまったのはあり得ない」ということに対する言い訳のように見えます。しかし結論から言うとこの中国人スパイの記事も僕の告発に対する言い訳としては完全には成立してはいません。外交官本人を逮捕できなくても外交官の接触相手などへの聞き込みなどの捜査はできるわけですから、着任当初から動向を伺っていた公安当局はとっくに接触相手への聞き込みなどを行ってスパイかどうかの証拠はつかんでいるはずなのです。さらに言うと、当然公安当局は外交特権で逮捕できないことを知っているわけですから外交官が日本にいる間に証拠をつかんでいなければいけないこともわかっているわけです。この状況で未だにその証拠が掴めていないのです。これはあり得ないことです。というわけで「外交特権」という言い訳をもってしても公安のあり得ない状況は変わらないわけです。ここまで2つの都合がいい情報を説明をしましたが、残りの1つは鬼束さんが紳助さんと和田さんを「殺してやりたい」とつぶやいたこと自体が都合がいい情報なのです。これに関しては話が長くなるので次回に説明します。その前に下の記事を読んでください。【弁護士ドットコムに関して】ちなみにこの「弁護士ドットコム」というサイトは一見すると日弁連や弁護士会などが運営している弁護士業界の公式サイトのように見えますが実際には違います。このサイトの下にある「運営会社概要」を見てみると「オーセンスグループ」というグループが運営していて、そのオーセンスグループは「法律事務所オーセンス」という1個人が代表を務める弁護士事務所が母体になってるグループのようです。しかしグループと言ってもこの法律相談サイトと法律事務所しかないようですが。そしてその社長はまだ30台という若い弁護士が勤めていて会社は05年に設立されていてまだ7年しか経っていない従業員は数十人のグループのようです。しかしなぜ一法律事務所が運営しているサイトにこのような公安にとって都合がいい情報が3つも載せられているのでしょうか。これは公安警察が意図的にこの弁護士サイトに記事を載せさせたことは間違いありません。そしてヤフーニュースの「事実の摘示」という説明もわざと読者に誤解させるために意図的に弁護士に書かせた可能性が高いです。しかしなぜ弁護士のサイトなのか。公安は弁護士という信用のある職業の人間が記事をかけばそれだけその内容も信頼されると考えたのではないでしょうか。