「中国スパイ・外交問題を避けるため」という言い訳
今年の1月にフランスの自動車会社ルノーで産業スパイ騒動がありました。このスパイ話では中国のスパイがからんでいるのではという話が出ましたが、その後このスパイ事件自体が存在しないという方向に向かっています。このことに関して、フランス政府や警察当局がこの事件をもみ消そうとしているのではという噂が出ています。その理由は「この事件を表に出すと中国との外交問題に発展してしまうから」というものです。ちなみにルノーは日産と提携している会社です。そして先月の後半あたりだと思いますが、日本の週刊誌には「日本国内でも自動車会社を狙った中国の産業スパイが暗躍しているが警察が手を出せない」という感じの記事のタイトルが出ていました。さらにこれも最近韓国の中国駐在の外交官が中国人の女に韓国の要人の情報を漏らしていたという事件が発覚しました。なにやら最近急に中国のスパイ話が出始めているのです。そしてここからが問題です。「前回の記事の説明」の始めのほうで書いた「この会社はミサイル部品を扱っている会社です。扱っているといってもメインで扱っている物は全く別の物で軍事には全く関係のない物です。」の中の「メインで扱っている物」とは、実は自動車部品なのです。また朝日新聞の2月11日の記事で「FBIが日本の自動車部品メーカーを捜査したが、その理由は明らかにされていない」という情報もありました。まさか今度は僕を中国の産業スパイに仕立て上げようとしているのではないでしょうか。僕は中国の産業スパイの一味で、盗んだのは軍事部品のほうではなく、自動車部品の情報だった、ということにしようとしているのではないでしょうか。そうすれば僕を逮捕できないのは「中国との外交問題に発展しないようにするため」という都合のいい言い訳ができますから。しかしこれもあり得ません。日本は中国との外交問題を恐れているわけですよね。日本はここ数年中国が嫌がることを多くしてきているじゃないですか。例えば政治家の靖国神社参拝。それと05年に起きた中国総領事館員の自殺が起き、これには中国のスパイが関係しているという話が出て、日本は「中国側の捜査機関の脅迫によるものだ」として、中国に抗議した問題。マスコミでは中国のパクリ問題や著作権問題などを挙げて、中国の悪い部分を頻繁に紹介している。そして決定的なのが、尖閣諸島での海上保安官による中国人船長逮捕。外交問題を恐れているのなら、そして危険な抗議行動を止めさせるのが目的なら、逮捕ではなく拘束だけして、さらにその話を表に出さずにそのまま船長を中国に帰しているはずなのです。※しかし尖閣事件もあれも中国との外交問題をアピールするには都合のいい事件でしたね。とにかく中国との外交問題を恐れているのなら、これらのことなど絶対にできないはずなのです。なので日本が中国との外交問題を恐れているなどは完全な嘘だということになり、もし僕が中国の産業スパイであっても逮捕できない理由にもできないわけです。以上で中国産業スパイ説もなくなったわけです。以上3回にわたって警察が僕を逮捕できない理由などないことを説明してきましたが、これ以外の理由はこのカテゴリにあるので、以前の記事を読んでください。なにをどうやっても警察が僕を逮捕できない理由など無いのです。そしてなぜか海外も合わせてタイミングよく出てくる僕を逮捕できない理由にできそうな情報。これらは全て日本の公安やそれと手を組んでいる海外の捜査機関による工作です。次回は「日本はスパイ天国」に関して書きます。