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Jan 15, 2010
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テーマ:生き方上手(647)
カテゴリ:社会・ニュース
公園の水仙が咲き始めました。寒いけど、着実に春は近付いているみたいです。嫌がるチワワの小太郎を無理矢理に水仙の前に立たせて撮影。これがキミの使命なのだよ。しかし、散歩は嫌じゃないみたいで、ぴょんぴょん駆け足で公園一周しました。

水仙

さて、いいかげん、勝間和代さんについて語り尽くしたと(というより、もうあまり語らない方がいいかなと)思ったんですが、昨日、毎日新聞サイトに「勝間さん、努力で幸せになれますか」の販促インタビューが出ていたのでつい読んでしまいました。本は朝日新聞から出ています。(→『勝間さん、努力で幸せになれますか』の読み方 勝間さんに聞く

勝間さん、努力で幸せになれますか

香山リカさんと勝間さんの対談本。勝間さんのインタビューを読むと、勝間さんは「香山さんの主張=努力しなくてもいい(社会)」だと思ってる節がある。でも香山さんが言っているのは、「努力したくてもできない人はどうすればいいんですか?」ということだと思うんだけど。その認識の違いが顕著にわかるのがインタビュー中の勝間さんのこの発言。

「努力がどうしても嫌いな人や、人生がうまくいってない人……正確に言えばうまくいってないと思いこんでいる人は、香山さんの方に共感すると思います。努力しようがすまいが自分の人生は変わらない、と思っている人は、『それでいいんだ』と言われたいでしょう。そういう人には、勝間和代の本はノイズになる。せっかく「がんばらない」ことで心の平安を得ているのに、『やればできる』なんて言われたくない。もちろん、何を選ぶかは、人それぞれですが。」

これって、香山さんにも、香山さんに共感してる人にも失礼。そうじゃなくて、香山さんの言う「がんばれない人」っていうのは、「がんばりたくてもがんばれない人」。勝間さんが思っているような「がんばれるのにがんばろうとしない人」ではないと思います。けっきょく、勝間さんの中には「がんばりたくてもがんばれない人」「社会や他人に貢献したい、役に立ちたいと思っているのにそれができない状況にある人」がいるという認識がないか、あってもとても希薄なのだなぁと、改めて思いました。

勝間さんにとってみれば、香山さんの主張というのは裏を返せば「努力しても報われない社会」なのかな。香山さんが言っているのはそうではなくて、「がんばった人はがんばっただけ報われて、がんばることができない人もそれなりに幸せに暮らせる社会」だと思うんだけど。

ずっと、勝間さんの問題点の核心ってなんだろう…って思っていたんですが、なんとなく、それが見えてきました。ひとことで言えば「上から目線がむかつく」ってことかもしれないんですが、そのむかつく原因、なんとなく違和感を感じる部分っていうのは、勝間さんの言っていることを実践すると、必ず「勝つ」人と「負ける」人が出てくるんじゃないかなっていうこと。

要するに、勝間流に「努力」して世間から「評価」されるっていうことは、「他人と比べられる」っていうことで、比べられた結果、自分より評価が低い人を蹴落として自分の評価を上げるってことなんじゃないか、って思うのです。

「評価」っていうのはやっぱり、他人と「比べて」どうかっていうことですよね。で、そういう競争原理みたいなものって必要ではあると思うし、「努力すれば報われる」っていうのは大事なんだけど、勝間さんはなぜか、それと同時に貧困層だとか「報われなかった人」を救おうとも言う。つまり、自分が蹴落としておいて、その蹴落とした相手を「上から目線で」救済しようとしている…ように見えてしまう。だからなんだか偽善的なんだな。

蹴落とす前に、同じ目線で一緒にがんばろうって、ならないのかな。救済の仕方も、けっきょくは「努力しなさい」って言ってるわけで、「努力して他の人を蹴落として上に行きなさい」って言ってるだけな気がするのですよね。これだとエンドレスで「敗者」が出てくる。

で、その「敗者」はどうしたらいいのかっていう視点が欠けてる気がする。

あとは、障害者や老人など社会的弱者への視点も欠けてる気がします。勝間さんは、がんばりすぎて疲れた人(治療が必要な人)はがんばらないで病院へ行けばいいと思うんですよ、というようなことをおしゃってるのですが、話がそこで終わってしまっている。あとは私の仕事じゃない、という感じ。香山さんが言いたいのはその先で、病気になって「がんばれない人」はどうしたらいいですか、ってことなのに。

勝間さん的には、そういう人はもう「がんばらなくていい」ということになるのかな。だけど、「がんばれない人」だって「がんばりたい」わけですよ。社会の役に立ちたいし、人に評価されたいわけですよ。そこで苦しんでいるわけで。

そういう「がんばれない人」をどう評価するか、それは金銭でなくてもっと違うものがあるんじゃないの? ということがいいたいんじゃないかな、香山さんは。

…などと徒然考えてしまったのでした。

ついでながら、Twitterで教えてもらったこちらのブログ記事も面白かったです。
勝間さんと藤末議員はマーケティング戦略を失敗したのではないか?(金融日記)

対談と、対談本についての感想はこちらにも書いてます。
勝間和代×香山リカ対談はバカの壁
続・勝間和代×香山リカ対談はバカの壁

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最終更新日  Jan 15, 2010 06:12:44 AM
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