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Oct 30, 2004
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カテゴリ: 視聴レポート
雨が降る土曜日の夜、先日購入したラヴェル「ピアノ曲全集」のCDを聴いて過ごす。私にとってのラヴェルといえば、かなり昔に聴いた「亡き王女のためのパヴァーヌ」、しかも邦人フュージョン界の大御所カシオペアがアルバム「4×4」に収録したサウンドで惚れた、という記憶が強い。更に記憶をたどれば、父が「ボレロ」のレコードをたまに聴いていたことだろうか。あれを聴くといまだに催眠状態に陥ることがある、私はまだまだ修行が足りない。

つまり、自分の生活にはほとんどラヴェルのサウンドは関わりがなかったのである。現在、のめりこんでいるドビュッシーでさえ、若き頃には無縁な存在であった。フランス音楽に惹かれるようになったのはピアノを再開するほんの少し前からである。この年(ってどの年)にならないと、フランス音楽の官能で優美な響きが理解できなかったのか、私は。


■ラヴェルを聴こうと思ったその背景にはやはり「のだめ」がいた?

この2枚組のラヴェル「ピアノ曲全集」(DECCAレーベル)を手にとるきっかけ、それにはやはり例のクラシック漫画「のだめカンタービレ」があった。作品中に出てくる「夜のガスパール」(スカルボ)、そして、「鏡」を是非聴いてみたくなったのだ。出来れば、「亡き王女のためのパヴァーヌ」も収録されていたらもっと嬉しいのに、と思って楽器店のCDコーナーをなめるように探しながら手にしたのが、このCDである。ピアニストはパスカル・ロジェ、フランス音楽を弾かせたら宝石のような音を奏でるらしい。

2枚組CDなのでまずは1枚目、というわけで「夜のガスパール」含むディスクを聴いてみる。すると、まず1曲めに流れてきた「ソナチネ」に、耳はおろか全身が釘付け。全体にわたって、なんて甘美で流れるような響きに包まれることだろう。曲自身は、形どおりのソナタ形式であり、聞き慣れた構成であるが、フランス音楽独特な音の展開に、ドビュッシーに共通した美しさを感じる。

そうして、他に「優雅にして感傷的なワルツ」「クープランの墓」そして「夜のガスパール」が収録されたこのディスクで、どっぷりとラヴェルの世界にハマッてしまったのであった。ただ、自分が弾きたい!と思わせてくれたのはやはり「ソナチネ」だ。「夜のガスパール」は、聴くだけで精一杯、つまり、こちらはどう考えても雲の上の存在である。(ちなみに「夜のガスパール」といえば、フランスの詩人ベルトランの遺作「夜のガスパール」を、ラヴェルが音楽で表現したものである、ということはここでわざわざ書くことでもないか。)

結局、当初聴きたかった曲「ではない」曲に心惹かれてしまった自分は、さぁ、いつ、楽譜を買いに行こうかと既に思っている。いや、楽譜を買ったからってすぐ弾ける訳でもあるまい。こうして、弾けもしないのに買ってしまった楽譜の山が更に高くなっていくのである。それよりも、今練習している曲をなんとかしろ!と言いたいところだが。

で、2枚目のディスクはどうしたかって?、本日は1枚目のディスクを聴いただけですっかり酔いしれてしまい、2枚目にたどり着けなかったことを追記しておこう。2枚目のディスクは明日のお楽しみだ。



それではお約束のピアノ練習日記を・・・
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本日の練習メモ(定例)
●ハノン #29~#32,#51
あいかわらず#32に苦戦中。本当に昔はサクッと弾いていたのか、1-2指オンリーの音階。

●ツェルニー30番 #01~#20
#01~18は、ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は繰り返し弾いて指慣らし。
#19、何故か最後の2小節、1-4の指くぐりで音ミスをするようになってしまったため(テンポを上げたから?)、もう少し練習だ。ノーミス1回組はお預け。
#20、多少弾けるようになると、ついつい勝手に右手がテンポアップしてしまう、このクセをなんとかしよう。3連音符の連続を粒をそろえて弾きたい。

●バッハインヴェンション #01~#07
#01~#05はノーミスで弾ければ1回ずつ(本日、結局3回は弾く羽目になっている)
#06、ようやくOK、明日から#06はノーミス1回組に仲間入り。
#07、ようやく指が慣れてきたか、ただ、運指に気を取られて音ミスするパターンあり。

●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」
プレリュード、メヌエットともに通しで数回練習。

●ショパン エチュード Op.10-4
結局、本日も第6小節目と20小節目の左手の運指を中心に部分練習が続く。あぁ、まだまだ苦手部分が待ちかまえているのに。





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Last updated  Oct 31, 2004 12:14:35 PM
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