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カテゴリ: ピアノ練習あれこれ
ここ数日、どうも歯が痛い。はて、虫歯だろうか、と思って自分の行動を振り返ってみると、どうやらピアノの練習をしている際に、歯を食いしばって弾いていることに、はっと気づいたのだ。それも、自分にとっての難曲や苦手な曲を弾いている時に限って・・・らしい。最近練習しているなかでは、ドビュッシーの「パスピエ」、そして毎度お馴染みのショパン「エチュードOp.10-4」。この2曲を弾いた後は特に歯と顎が痛く、だるさも感じられる。逆に、同じドビュッシーでも「プレリュード」あたりは楽譜を変えて1からやり直しであっても、歯を食いしばって弾いているようなことはない(ことに気づく)。ということは、リラックスして弾いているということである。
つまり、歯の食いしばりは自分にとっての難曲バロメーターってところだろうか。 ふと、普段、自分ってピアノを弾きながら無意識にどんな顔をしているのだろう、と考えると妙に笑えてきた。あまりそんなことを考えると、練習に集中できなくなりそうなので、とりあえず自分の表情を意識するのはやめておいたほうがよさそうだ。 無意識に・・・といえば、WRC世界ラリー選手権の某ラリードライバーは、ドライブに集中していると無意識にポカンと口を開けてしまうクセがあるとか。テレビでその様子が放映されると、たまに解説者に「口を開けてます」と指摘されているが、無意識なんだからそっとしておいてあげて、と言いたいものだ。 それにしても、この歯の食いしばりのクセは直さないと、それこそ歯にダメージを与えかねない。皆さんも苦手な曲にチャレンジの際はどうぞお気をつけて(って、こんなクセは私だけか)。 ---------------------------------------------------- 本日の練習メモ(定例) ●ハノン #29~#34 昨日に引き続き#29-30を続けて繰り返し4回。#32の1-2指運動、更に#33の1-2-3指運動、#34の1-2-3-4指運動を数回繰り返す。 ●ツェルニー30番 #01~#21 #01~19は、ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は繰り返し弾いて指慣らし。 #20、本日も3連音符の旋律を丁寧に弾く練習。あともうひといき、といったところなのだが。 #21、調子にのって#21も手を出してみる。半音階の練習だが、昔から半音階が好き自分にとってやりやすい曲。しかし、好きと得意は決して等しい訳ではないので、まずは正確に弾く練習。 ●バッハインヴェンション #01~#09 #01~#07はノーミスで弾ければ1回ずつ #08、途中からテンポ加速する左手に気をつけながら通し練習。速く弾けても乱暴に弾いていては意味がないのだ。もっと丁寧に丁寧に、それでいて軽快に。 #09、何故かこちらも途中からテンポ加速気味。指が少しこなれてくるとこれだから困る。とにかく落ち着いて弾くこと、これ必要。 ●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」 プレリュード、11小節目の3度進行はすんなりと弾けるようになったのだが、16小節の右・左手の弾き分けで戸惑ってしまう。何度も部分練習をしてみたがなかなか指が慣れてくれない。 メヌエット、本日もウナコルダペダルと格闘中。右と左のペダルの踏み分け、これがなかなか難しかったりする。しかし、曲としてはメリハリがつき、かなり嬉しい。 ●ショパン エチュード Op.10-4 本日も通しで超スローテンポ練習。恥ずかしくてどのくらいのテンポで弾いているかなんて公開出来ない程だが、それでもようやく最後までとまらずに到達することが出来たうえ、嬉しさもこみあげてくる。しかし、ここで急激にテンポをあげてはいけない。グッと我慢して、しばらくはじっくりとスローテンポで指慣らしである。頑張れ、自分! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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