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Nov 12, 2004
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腱鞘炎を患って一時期休止していたハノンピアノ教本だが、なんとか完全復活したため、1ヶ月程前から再び練習メニューに取り入れた。ハノンといえば、ドミファソラソファミ レファソラシラソファ~の1番から指訓練集大成のような60番曲まで続く、言わずと知れた指の訓練教本。これを日々練習すれば、あなたの指はよく動き、粒の揃った音を奏でられ、更に指の力もつく、というわけだ。

さて、今日の練習を終えた後、なにげなく最初のページに掲載された「はじめに」を読んでいると、ある一文に目を奪われることに・・・

「全巻は1時間で弾けます」、全巻とは前後の文章から察するにハノン全曲、つまり60曲ということらしい。それがたったの1時間で弾ける? ところが、巻末のメッセージには「全部弾いてもたった2時間」と掲載され、はて、どちらかがミスプリントなのだろうか、それともリピートの有無の違い?、はたまた、私の解釈の間違い?等と考えてみたが、それはさておき、実際に1時間やら2時間で全曲弾き終えることって出来るのだろうか。

しかも、この本が言うには、このハノン全曲を、ある一定期間 毎日1回は弾いた方が良いと語っているのだ。勿論、この一文はピアニストを目指すような人向けの言葉であろう(と信じたい)。毎日そのくらい弾き込んでこそ、技量を維持出来るといったことなのだろうが、これでは毎日ハノンを弾いているだけで疲れてしまいそう(申し訳ない、素人の戯言)。

まぁ、これらは自分にとっては縁遠い話であるため、他にハノンを使って何か効果的な練習はないだろうか、と譜面をパラパラとめくる。もうすぐ#39の音階まで到達するので、そろそろ番号順の練習からもう一歩発展させようかと考えているのだが、なかなか頭のなかで整理がつかないので、紙に書いてみた。

ハノンは大雑把に書くと以下の構成。
◆第1部
#01~20 指の独立と力をつけるための基本練習
◆第2部
#21~31 上記から進んだテクニック得る練習 
#32~38 音階の準備
#39   音階
#40   半音階
#41~43 アルペジオ
◆第3部
#44~60 最高のテクニックを得る練習 (同音連続、トリル、3度練習、オクターブ、トレモロ等)


毎日、準備運動を兼ねて指の運動はしたいから、#01~31のなかで数曲選択、そして#39の音階については、現在弾いている曲集の調を基に選択する。しかし、それでは音階練習の調が偏る可能性もあるから、やはりそれ以外の調でも練習の必要はありそうだ。その後、#40以降は再び順序通りに進めていく、これで当面いってみようか。また、現在手がけている曲の中で、苦手部分と思われる弾き方を、ハノンのなかから選んで練習するのも良さそうだ。

しかし、自分なりの教訓として、ハノンのやりすぎには注意しなければ、ということだ。多分、まだまだ手や腕に余分な力が入っているに違いない。そんな状態でハノンを続けていれば再び腱鞘炎の道へまっしぐら。常に脱力等を頭に入れながら、無理のないハノン練習をしなければ、としみじみと思うのであった。


そうそう、ハノンといえばジャズの世界にもハノンがあって、これがまたなかなかオシャレで楽しい。一時期、ジャズハノンも弾いていたが、実はこちらの方が好みだったりする。




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本日の練習メモ(定例)
●ハノン #29~#35
#29-30を続けて繰り返し4回。#32の1-2指運動、更に#33の1-2-3指運動、#34の1-2-3-4指運動を数回繰り返す。更に今日からは、#35の1-5指くぐらせ運動も加えたのだが、これがかなり厄介。しかし、ハノンによればこれが「大切な練習」である、としっかりと掲載されていた。最初はゆっくりと1音1音がしっかりと出るように弾く練習だ。

●ツェルニー30番 #01~#21
#01~19は、ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は繰り返し弾いて指慣らし。
#20、快調に弾けるようになり、一安心。明日からはノーミス1回組の仲間入り。
#21、後半部左手の半音階の一部でつまずくので、その部分を中心に練習。また、最後2小節も音ミスを起こしやすいので、こちらも部分練習。

●バッハインヴェンション #01~#09
#01~#07はノーミスで弾ければ1回ずつ
#08、本日も左手を丁寧に弾く練習。やはり後半になるにしたがってテンポアップしてしまいがち。
#09、集中力がきれると途端に臨時記号を無視して弾いてしまったり。集中力が持続できるよう、要練習だ。

●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」
プレリュード、16小節の右・左手の弾き分けを中心に練習。ようやく慣れてきたようだ。あとは通し練習を数回。
メヌエット、途中、音ミスを起こす箇所を中心に練習。と同時に本日も左右ペダルの踏み分けを練習だ。

●ショパン エチュード Op.10-4
本日も通しで超スローテンポ練習。若干テンポを上げて弾いてみると、いきなり4小節目の左手オクターブ進行でつまずいてしまう。特に4拍目の右手和音がきちんとつかめていない。また、その部分が弾けたとしても粗が目立つため、まだテンポアップは無理だったか。再びスローテンポでじっくり練習だ。





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Last updated  Nov 13, 2004 06:17:47 PM
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