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Nov 14, 2004
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どんより天気の日曜日、ちょっとした用事があって実家に帰った際、久々にアップライトピアノをさわることができた。久々に蓋を開けた実家のピアノはかなりくたびれており、調律こそされているものの、妙に音が響きすぎる感がある。しかもオクターブ高いG音の鍵盤、押してもすぐに戻ってこないなんてとんでもない状態になっているではないか。(父はこんなピアノで毎日練習しているのだろうか??)

それでも生ピアノの感触をしばし味わいたい、そう思いながらいざツェルニー30番の中から数曲弾いてみる。すると、いつもは決してつまずかないような箇所で、「あれっあれあれあれ」、手がとまる。同音連打も何故か音がつながってしまう。おいおい、どうしたんだ、自分!。後ろで聴いていた相方は「随分つまずくね」・・・って、そんなことは自分が一番よくわかっているのだが、人に言われるとショック倍増である。

悔しさを心の奥に押し込めながら、バッハのインヴェンションを#01~#09まで一気に弾いてみる。おっ、こちらはなかなかまともに弾けているではないか。しかし、いつもヘッドフォン越しに左右の耳から直接聴いている電子ピアノの音に慣れきってしまった自分は、本来のピアノの「箱が共鳴するような響き」に違和感を感じたままである。そう、音の臨場感などというものに全く無縁になってしまったがため、自分が弾く音の響きに脳がついてきていないようなのだ。

普段、電子ピアノで練習していたとしても、ヘッドフォン使用率が低ければこんな違和感は感じずに済むのであろうが、なにしろ私の場合はヘッドフォン使用率は100%、このままではちょっとまずいのではないか、不安がよぎる。

続いて練習中のドビュッシーのベルガマスク組曲。楽譜を別版に変えてからまだ弾き込んでいないせいか、やはり左右手の弾きわけで若干つまずいてしまい、あえなく撃沈。それでも、メヌエットにおけるウナコルダペダルの効果、これはかなり良い。特に、冒頭のユーモラスだけど囁くようなあの感じ、これはやはりウナコルダペダルに助けられると容易に弾けるのだ。

そして、今日は決して弾くまいと思っていたショパンエチュードOp.10-4おっとりテンポバージョン(!?)、結局生ピアノの誘惑に負けて弾いてみた。ところが、今回あれこれ弾いたなかでは最もまともに弾けたのではないだろうか。まぁ、現時点ではテンポアップは望めないため、これが限界であるが、もっと練習しよう、という気を起こさせてくれた。

それにしてもこれらを聴いていた母は一言呟いた。「あんた、毎日かかさず練習しているみたいだね」と。しかし、「あらぁ、上達したわね」とは言って貰えなかった。そう、練習しても練習しても、やはり昔のようには弾けていないのである。これが今日、最もショックだった。



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本日の練習は実家往復につき、定例練習お休み。





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Last updated  Nov 15, 2004 10:33:37 PM
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