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金曜日の夜、閉店10分前に飛び込んだ楽器店の楽譜コーナーでおもむろに手にとったのは、楽天日記内のコメントで薦められた「クラーマー=ビューロー60練習曲」。パラパラッと中を確認し、「と、とりあえず私でも弾けそうな、弾けなさそうな・・・」と考える間もなくレジへ。

クラーマー=ビューロー60練習曲は、指揮者としても有名なドイツのピアニスト、ハンス・フォン・ビューロー(1830-1894没)編集によるJ.B.クラーマー(1771-1858没)の練習曲。ツェルニー50番練習曲と同程度のレベルと思われるが、クラーマーの練習曲集はバッハやショパン、リストの曲を弾くために効果的な曲が凝縮されている。

早速、土曜日の昼下がり、クラーマー=ビューローの楽譜をめくってみる。まぁ、折角だから最初から見てみようかと、まず#01から。ポロロ~ン、アルペジオに続くスケールはどことなくハノンを思わせるのだが、後半部はバッハテイストたっぷりである。「おぉ、良い感じ!」とちょっと嬉しくなりながら#02~#10までぽつぽつと弾いてみる。初見でバリバリッとは弾けないものの、曲の雰囲気はおぼろげながらつかめた。そして、私は思った。「最初の10曲中、5曲が短調曲だなんて、う、嬉しすぎる・・・」、日本人は短調曲が好きな人が多いらしいが、そんな私も典型的な日本人。しかも、曲的にも格好良い進行のものが幾つも見受けられる。確かに、ツェルニーの練習曲とはまた違った響きが感じられるのだ。

技術うんぬんというよりも、曲そのものに惹かれた、といったほうが良いかもしれない。楽譜をみると、後半はさすがに難関な曲だらけであるが、前半はなんとか楽しみながらついていけそうな気がする。いや、・・・気がするだけかもしれないが。

うぅ、それにしても私ったら練習曲だらけではないか。指鍛錬のための練習曲、そして、純粋に曲として楽しみたいのもたまたま「練習曲」であったというだけの話だが、段々と練習曲マニアと化していきそうな、そんな予感が漂っている。指鍛錬については自分の苦手箇所克服メニューと割り切ることにして、無理して全曲弾くのはやめた方が良さそうだ。


そうそう、余談ではあるが、ビューローについて少し調べていたら、彼はピアニストとしても、そして指揮者としても著名人であり、現在のような専門の指揮者の先駆者でもあったという。更に、一時期リストの娘(コジマ)と結婚していたことがあるのだとか。結局、コジマはワーグナーの元へと走ったというが。うむ、今も昔も男女関係は難しい・・・



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本日の練習メモ(定例)
●ハノン #29~#38
#29-30を続けて繰り返し4回。#32の1-2指運動、更に#33の1-2-3指運動、#34の1-2-3-4指運動、#35の1-5指くぐらせ運動、#36 1指移動、#37 和音を押さえたままの1指移動、#38の1オクターブスケールを数回繰り返す。
明日からいよいよ#39音階へ突入か?

●ツェルニー30番 #01~#21の奇数番曲練習、及び#22
#01~21の奇数番曲は、ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は繰り返し弾いて指慣らし。奇数番のなかでは#07、#09、#15を中心に苦手箇所をチェックしながら弾く。
#22、本日も両手トリル合わせで若干つまずき、部分練習をする羽目に。この点をクリアすればOK

●バッハインヴェンション #01~#10
#01~#07はノーミスで弾ければ1回ずつ。
#08、明日からノーミス1回コースへ。
#09、何度か繰り返しての練習ののち、テンポの揺れは少し改善されたものの、音ミスあり。それも、毎回異なった箇所で発生するので、まだ指が覚えていないらしい。
#10、数日間練習をストップしていたが本日より再開。まだ両手モルデントがピシッと合わないので、少しテンポを落として確実に弾くこと。

●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」
プレリュード、まとめ段階へ
メヌエット、18-21小節の左手進行を部分練習してから通しで数回練習。

●ショパン エチュード Op.10-4
最初にテンポ四分音符105で通し練習。その後、110に上げて再び通し練習。よし、つまずき度もかなり減った。が、もう少しこのテンポで練習した方が良さそう。ポリーニのCDを聴いてみると、中間部でペダルを使用しているようにきこえるのだが、私はいまのところペダル未使用のまま。楽譜にもペダル記載は最後の4小節のみ、しかも踏みっぱなしのようだが、この記載、果たして合ってるのだろうか??

●ショパン エチュード Op.25-2
あぁ、またやってしまった。確実な譜読みを心がけるなんて言っておきながら、ついつい斜め読みのまま弾いてしまう己が情けない。苦手箇所は展開部全般と最終ページの後半部、いつもここでつまずいてしまう。何度も部分練習をしてみたが、本日の練習の最中では目にみえた効果は出なかった、残念。ただ、冒頭の主題の繰り返し部分はなんとか指が覚えてくれたらしい(いえ、譜面を覚えた、というわけではないので、あいかわらず楽譜にかじりつき状態ではあるが)。


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本日の導入メモ
●クラーマー=ビューロー60練習曲
#01~10、どんな曲なのか把握するため、さらっと譜読みしてみる。あくまでも「さらっと」なので弾けたうちにははいらないのだが。
#01、前半はOKだが、後半部は音ミスで数カ所つまずくため、片手ずつしっかりと練習する必要あり。





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Last updated  Apr 10, 2012 05:15:53 PM
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