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Dec 20, 2004
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数々の曲を練習していると、自分が弾くテンポが不安定だと感じることはないだろうか。譜読み段階から本格的に練習に移った段階あたりだと、妙にテンポが速くなったり遅くなったり。曲に慣れていない分、テンポが不安定になるのは仕方がないとは思うものの、ある程度弾けるようになっても、まだテンポだけが不安定な場合もあるから厄介である。今日、バッハのインヴェンションを弾きながら、ぼんやりと考えてしまった。「どうして弾き始めのテンポと、終わりのテンポがこんなに違うの?」

■速く弾けるから得意箇所、というわけではないの?

最初はアンダンテくらいの速度でゆっくりと弾き始めた曲、ところがある一カ所を境にテンポはグングンと上がってしまう。それも、その「一カ所」がどこなのか、気がつかないでテンポが走り出す場合がある。普通、人間は苦手箇所にさしかかるとつまずいたり、手がとまったり。その苦手部分を繰り返し部分練習し、再び全曲を通して弾いてみる。それらを繰り返して、曲として完成させていく。

ところが、手がとまることなく、また、つまずくまでの苦手レベルでない箇所はあまり注目されていないがために、ここに隠れた苦手要素が隠れていることに気がつかないことがある。そう、「なんとなく」弾けてしまう部分のことである。真に得意な部分というのは、余裕をもって弾ける分、テンポが無意識に揺れることないのだが、なんとなく弾けるレベルの場合、何故だろう、容易にテンポが揺れてしまう。理由として、各指が独立して弾けていない、弱い指を無意識にかばってリズムが崩れる、それでもなんとなく弾けてしまうから、気に留めずにもっと難易箇所に時間をさいてしまうのだ。

なんとなく弾けている箇所と真に自信をもって弾ける箇所、これの見極めもきちんとしないと、いつまで経ってもテンポは大荒れ状態になりそうだ。

■嫌なことははやく通り過ぎてしまいたい心理?

勿論、明らかにつまづいたり手が止まる苦手部分にだって、テンポを不安定にする要素はある。タイトルのごとく、嫌な部分はさっさと通り過ぎたい心理が働き、ある程度弾けるようになりながらも苦手意識が残ってしまっている場合は、テンポに変動がみられる。やはり、苦手部分はとことん克服するに限る、ということだろうか。


これらはすべて自分に対する戒め的な内容であり、全ての人にあてはまるとは限らないので、「ふーん、そういうこともあるのか」程度に読み流して貰えれば嬉しい。こうして、今日も私は脱!不安定テンポと闘うのである。



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本日のピアノ練習メモ(定例)
●ハノン #21-22,#29-30,#39
#21-22(3-4-5指の訓練)を続けて繰り返し2回
#29-30を続けて繰り返し2回。
#39全長短調の4オクターブ音階をリズム変えて(ハノン教本によるリズムその5))2往復ずつ弾く

●ブラームス51練習 #17,18ab,(4-5指強化の為)#9ab,#5(指を広げる)
#17、3回繰り返し
#18ab、16分音符4音の間に3連音符、3回繰り返し
#09ab、各指を広げる運動、3回往復
#05、オクターブ移動訓練を本日から開始。2回往復

●ツェルニー30番 #25
#25、5~11小節において1拍目が4指だと弱々しい音になってしまうため、要注意。

●クラーマー=ビューロー60練習 #01~#04
#01~03、おさらい
#04、テンポ四分音符100で繰り返し練習。前半部、両手を確実に合わせて弾くこと。

●バッハインヴェンション #01~#13
#01~#11はノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。
#12、全体的に歯切れ良くスカッとした音で弾けるように。左手から右手へと続くアルペジオをもっと綺麗に。
#13、12小節は春秋社版の運指だと個人的に弾きづらいため、全音版の運指を参考に練習しなおす(こっちの方が弾きやすい)。

●ショパン エチュード Op.10,25
Op.10-01、テンポ四分音符110で繰り返し練習。少しずつではあるが苦手箇所が克服出来てきているような・・・?
Op.10-04、テンポ四分音符110/115/120で通して数回。
Op.10-12、15,16小節、25,26小節、65~最終小節までを部分練習後、通して数回。
Op.25-02、リズムを2パターン変えて右手の練習。まだまだ脱力が出来ていないのか、弾き終える頃には右腕がパンパンになっている。

●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」「月の光」
プレリュード、通し練習2回。
メヌエット、通し練習2回。
月の光、左手アルペジオは正確に弾くこと。両手和音について昔の記憶違いを修正。

●ドビュッシー 「雨の庭」
通し練習後、冒頭譜面1ページ目を粒良く弾けるように重点的に練習。中間部の静寂な部分についても部分練習。

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本日のピアノ練習メモ(期間限定?)
●シベリウス 「樅の木」
だいぶ曲らしくきこえるようになってきた。アルペジオの部分をもう少し美しく流れるように弾ければ、完成までグッと近づきそうだ。譜めくりを意識しないで弾けるようになったせいか、アルペジオでのミスタッチもだいぶ減り、響きを楽しみながら弾けるのが嬉しい。

●シベリウス 「ピヒラヤの花咲く時」
あいかわらず前半部はつまずき率が高く、進行にはまだ慣れていない。本日も前半部を中心に練習。不思議な響きをもつ曲だけに、早く完成したいと気持ちが焦るせいか。





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Last updated  Dec 21, 2004 09:18:51 AM
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