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カテゴリ:世界をみる世界を知る
名古屋高裁で航空自衛隊のイラク派兵に違憲判決。
今言える事は、この判決を書いた裁判官は、出世コースをはずれるであろうということ。おそらく。これまでも画期的な判決文を書いた判事はみんなとばされてきた。 この国の司法はなんなんだろうか? 事件が起これば、司法当局の情報がメデイアで垂れ流され、ワイドショーがこれをさらにセンセーショナルにとりあげる。被告サイドの情報は視聴者には届かない。だから、そこで醸造された世論は 「こいつは悪いやつだ」。 裁判官も、何日か前にかいたように「有罪判事」ばかりが出て来て、疑わしきは被告人の利益に、ではなく、疑わしきは被告人の不利益に、という現実。あらたな証拠がでてきても、再審の扉は開かない。 そこへ今度は、裁判員制度? 国が怪しい、こいつは悪いやつだとにらめば、もう覚悟するしかないこの司法の状況に、裁判員という立場の国民を共犯に呼び込もうとするわけかいな。 なんか、絶望的だな。 あとは、名古屋高裁で「違憲判決」を書いた裁判官が、左遷されないこに一縷の望みをつなぐだけか。切ないなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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