70日間もヨーロッパを旅してきたわけだが、幸運にもほとんどノートラブルで過ごすことができた。
あるとしても犬に追いかけられたくらいで。
神経質にってほどではないけど、ある程度の安全対策はしておいた。
今日はそれについてまとめてみよう。
まず、持ち物は大きなキャリー1つにリュック1つ(ノートパソコン入り)、
それにショルダーバッグが1つだ。
ショルダーバッグ以外は宿に置き、移動する時だけ持ち運ぶ。
で、まずはこれ。
ワイヤーロックである。
今までの旅日記に書いた通り、宿はほとんどユースホステルだったので
キャリーを部屋に置く時に、これが役立つというわけ。
基本的にはベッドに、それができない場合も他にどこか探してキャリーを固定していた。
なお、キャリー自体も鍵付きだ。
ユースホステルのドミトリーには、大抵の場合ロッカーがあるので
リュックはそこに入れていた。
鍵は自分持ちなので、南京錠を用意。
以下の写真のものは、U字部分が大体3cmくらい。
これより少し大きめのものが理想だ。
で、移動時はこのように南京錠をリュックのファスナーにつける。
こうすれば、簡単には開けられないってわけだ。
まあ相手がナイフでも持ち出してきたらマズいけどね・・・。
他のポケットには基本的に何も入れてない。
財布とiPhoneは、基本的にズボンの前ポケットか
ショルダーバッグのポケットに入れておいた(当然ファスナー付きで)。
当たり前だが、ズボンの後ろポケットを信用してはいけない。
4年ほど前に札幌で、前を歩いていた人が
ズボンの後ろポケットに長財布を入れているのを見かけた。
あの時は、僕でも盗めそうだと思ったよ。当然やらないけど。
あとは置き引きには厳重注意した。
いついかなる時でも、荷物を置いて他の場所に行かない。
複数人で旅してたら、一時的に同行者に任せるということもできたのだが。
この辺は1人旅の難しいところだ。
注意すべきタイミングを挙げるなら、荷物を持っての移動中。
特に新しい町に到着してから、宿に行くまでだ。
必要なマップをiPhoneで撮影しておくか、事前に印刷しておくかで対処した。
治安の悪いエリアでは後者推奨。
また、なるべくなら明るいうちに宿に到着しておこう。
6~7月のヨーロッパでなら、これは比較的簡単に時間を調整できる。
夜になってからチェックインしたのは、ベルリンでの1度のみ。
また、安全を期すなら高くてもタクシーを使うのも選択肢に入れた。
結局のところ、安全目的で使うことは無かったが。
ナポリとパリでは使った方がよかったかもしれない。
そんな感じで、できるだけの対策をしながら旅をしていた。
まあ、最後は運なんだけどね・・・。