テーマ:年末年始の過ごし方(684)
カテゴリ:家庭ニュース
私は年末は仕事が忙しくて休み無しでした。妻は体調を崩し仕事を休んでいましたがそのまま辞めてしまいました。ところが「人出が足りないので体調が良ければ仕事に来て欲しい」との連絡があり大晦日と元旦は仕事に出ることになったのです。
もともと私も妻も年末は時間的ゆとりが無いとのことで、大晦日やお正月の料理は事前の準備はしていました。 お正月といえば欠かせないのが数の子、家族が大好きなのでけっこうたくさん購入します。スーパーの特売や通販などで塩数の子を購入して12月初め頃には準備完了でした。我が家では必ず塩数の子を購入して塩抜きをして味付けをします。 購入した数の子はとても美味しくて大成功でした。でもこれは訳あり品なんです。味は上級品なんですが大小混在していて型が揃っていないので安いんですね。別な物も味は上級品ではあるのですが、ほんの少しだけ欠けていて商品としては価値が下がってしまった物です。かなり安い価格で手に入れることができましたよ。今回購入した塩数の子は全て訳あり品です。 私はスーパーで働いていますが当然のことながら働いている時間は買物ができません。でもどんな物がお買い得なのかどんな時間帯に安くなるのかの情報を持っています。また他のスーパーの特売情報や動向なども容易に把握できる立場にありますからそうした情報を妻に伝えます。 手抜きをするなら購入するしかありませんのでできるだけ安い価格で手に入れる方法を考えます。大晦日やお正月を通じて我が家に欠かせないものの一つが刺身です。刺身はスーパーの閉店時間が近づくに従ってどんどん安くなるものの一つです。今回は定価の半額以下あるいは70%引きなどで入手しました。売れ残りそうなオードブルなども半値以下になった時点で入手です。 鰊の昆布巻き・黒豆の煮物は妻の手作りです。ほとんどの物は半値かそれ以下で購入した物ばかりです。昆布は以前に知り合いから大量にいただいたもの、身欠鰊は特売の時に買っておいた物です。黒豆は秋に知り合いの農家からいただいたものでした。 お正月に必ず食べるのが私の故郷の郷土料理クジラ汁(塩クジラが入ったけんちん汁)です。北海道の日本海側や道南などを中心に食べられていた料理ですが今では広い地域で食べられるようになっているようです。 私が幼い頃は貧乏で高価な牛肉や豚肉などはほとんど口にすることができませんでした。クジラ肉だけは容易に入手できて価格も安い貧乏人のための肉だったのです。お正月でもあまりご馳走の数はありませんでしたが、クジラ汁とクジラのベーコンは必ずありました。 今ではクジラも国際的な条約や反捕鯨運動などで獲ることも困難な状況になってきています。価格も驚くほど高値ですよね。クジラ汁には塩クジラを入れますがこれも高級品。今回は半値以下になった時点で購入しました。 今日は夕方に買物に行って来ましたが更に塩クジラを追加購入しました。クジラ汁は息子たちも大好きな料理なので明日も作ります。今日は早い時間から刺身はほとんど売り切れ状態でした。ミンククジラの刺身を買ってきましたが、残念ながら安売りはしていませんでした。 年末年始に限らず普段でもできるだけ安く食材をゲットできるようにしていますが問題もあります。時間に関係なく特売で安く購入できる場合もありますが、魚などの生鮮品は遅い時間に安くなるので夕食の準備に遅れが生じてしまいます。いつも夕食の時間が早いという家庭では使えませんね。また安くなる瞬間を狙っていたのに売り切れてしまったということもあります。 私が働いているスーパーでは午後7時を過ぎた頃に一時的に大混雑します。刺身などの魚類やお総菜が安くなりますし、賞味期限が近づいたパン類・牛乳・肉類なども安くなるからです。節約に頑張っている主婦もかなり多いんだなと感じる時です。
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