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 月光院璋子の日記  beside you

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Ms gekkouinn

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Oct 1, 2007
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カテゴリ:眼差し
楽天ブログ掲載写真5月 036 rリサイズ.JPG


大相撲の時津風部屋だけの問題なのか。

17歳の時太山(ときたいざん)という力士が
痛ましい亡くなり方をしたこと。

そこで兄弟子たちのリンチがあったということ、
それを見ていて制止しなかった時津風親方の≪指導≫における判断が、
あまりにも異様だということ。おかしいんじゃないか---
と誰もが思っていらしたはず。

けれど、この親方、おかしいんじゃなく、
力士である以前に、親方である以前に、
人間としてサイテーだと申し上げるしかない。
≪指導の誤り≫や≪状況判断ミス≫といったものではなかったようです。

仮にも親方たる者が、弟子の状況を≪見誤った≫のではなく、
意識不明になりぐったりした弟子を≪眺め≫ながら、
適切な処置を取ることもせず≪放置≫し、
荒稽古という名のリンチをした兄弟子たちですら救急車を呼ぼうとしたというのに、
それを制して≪救急車を呼ぼうともせず≫、
病院に搬送されて急死が確認された後には
関取衆を除く弟子らを呼びつけ、
暴行に金属バットが使われたことや自分もビール瓶で殴ったことを漏らさないよう指示。
あまつさえ、ほぼ連日弟子らを集め警察からの聴取の様子を詳細に報告させ、
「聴取が長引くと良くないから、みんなで供述を合わせよう」
と口裏合わせを求めていたという----

これが、
仮にも弟子を持ち、
その弟子たちを一人前にすべく≪指導≫する立場の人間のすることかと
驚愕する。
弟子の一人が金属バットについて警察で話をしたと報告すると、
この親方、
「なんで本当のことを言うんだ」
と叱責したという。


どうしてそんな人間が、「親方」なのか。
自らが死に至らしめたといってもいい亡くなった弟子の霊前に出向き、
ご遺族も同席された前で何を語ることができようか。
ご遺族が不信感を抱かれたのも、無理はない。
人間性を失ったその保身と無責任極まる厚顔ぶりは、空恐ろしい---

それとも、そういう人間だから「親方」になっていられるのか。
日本相撲協会というところは、そういう人物を
どういう基準で「親方」として認知していたのか。
平素からこの親方に対し、未成年の弟子たちを預かる人物として問題があると誰一人思っていなかったのか。問題ありと思っていても、全員が黙っていたのか。
そういうことになる---

この時津風親方が行った行為は、指導の判断ミスではありません。
配信された記事にあった「見殺し」という言葉、
どうしてこのような人物が、国技たる相撲の指導者足りえているのか。
角界というのは、このような人間性でも務まる世界なのか----
いえ、このような人間性だからこそ、務まっている世界なのか。


なれば、もう国の伝統保持だの国技だのといった看板は不要でしょう。
公益法人たる資格などどこにあるかと。
相撲興行を主たる仕事とする一財団ということでよく、
そうすれば、弟子入りする本人も我が子を弟子入りさせる親たちも、
今後はそれ相応に考えて対応されるでしょう。
国技ゆえと、
好きな相撲だからと、
命を足蹴にされることもなくなりましょう。

これは、いつもの「不祥事」とは訳が違います。
日本相撲協会理事長以下全理事(歴代の理事も含む)全員頭を丸めてゼロから出直せ!
と言われて然るべき状態。会見を開いてどんな殊勝な言葉を並べたとしても、空々しい。
日本相撲協会及び協会関係者の見識を厳しく問いたい。


いろいろな不祥事の絶えない角界なれど、角界と言えども、
そこは「財団法人日本相撲協会」なる一財団組織。

今般の17歳の力士の痛ましい死、無念な死に対して、
わたくしたちに出来ること----
相撲ファンじゃなくとも、税金を納めている国民とその家族ならば、(つまりは、誰でも)
国から税制上もさまざまな優遇措置を受けているこの日本相撲協会という財団法人に対しては、モノが言えますけれど、

もはや腐りかけた自浄能力も何もない協会という財団組織なれば、
その管轄官庁たる< a href="http://www.mext.go.jp/">文部科学省に、
一国民として、一納税者として、また一有権者として、
この件に対し文科省としての見識と今後の対応を問うことも可能です。
メールを送ろうと思います。


★以下は、文科省に意見を送る際のメールアドレスです。

       voice_atmark_mext.go.jp








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Last updated  Oct 1, 2007 05:21:01 AM
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