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 月光院璋子の日記  beside you

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Ms gekkouinn

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Dec 18, 2007
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カテゴリ:眼差し
昨日から昼夜が逆転。
徹夜ではなく、昼夜逆転。

CSで映画を観ようかと思い、番組表を眺めたら、「ファミリー劇場」なる局で「警視庁殺人課」という番組をやっていて、他にも「ザ・ガードマン」「太陽に吼えろ」というラインアップなので、どうも過去のテレビ刑事ドラマをやっているらしいと気づき、眺めてみましたら、なんと鶴田浩二と菅原文太さんが出演しているではありませんか。
思わず観てしまいました。「警視庁殺人課」という番組。

いったいいつ頃の番組なのか、文太さんもお若いし、若手の刑事役で三田村邦彦も出演していて、黒電話やマイコン時代のパソコンが使われていて、何とも懐かしい。70年代かしら。
当時こんな番組をテレビでやっていたなんて、初めて知りました。
ヒロインが二宮さよこという東映映画ではおなじみの女優さん。

ネットで調べてみたら、一発でヒット。
ファンの方が作られたのか、このドラマの全番組を収録したサイトまでありました。人気番組だったのでしょうか。見れば、81年制作のドラマです。

当時のセンスって、こんなだったのかと驚かされてしまいました。
思わず汗、というか、思わず目を伏せたくなるような漫画チックさといい、安直な作りといい、驚かされてしまった次第。
まあ、刑事ドラマではありがちなのでしょうけれど、
黒いサングラスをかけ長いトレンチコート姿で犯人を追いつめる刑事とか、文太さんも黒いサングラスをかけて犯人を狙撃していましたが、そういうのって、見ただけで笑えます。

マフィアから日本に派遣されたという割にはチンピラすぎるアメリカ人や、事件の重要参考人として取調べた男を釈放した際に、「送って行こう。死にたくなかったら乗れ」と刑事がオープンカーで送っていくシーンとか、もう思わず顔がぐにゃりとゆがんでしまいました。
文太さんには申し訳ない(←文太さんのファンなので)と思いつつも、爆笑してしまったわたくし。「銃弾に散った女」という回のドラマでした。
おそらく当時はシリアスな刑事番組だったのでしょうが-----、20年も経てばお笑い番組になってしまうテレビドラマって悲しいかも。

早朝の4時から、そんな悲しいお笑い刑事番組を見ている人間が、わたくし以外にもいたとしたら、ぜひ感想を聞かせていただきたいと思って、ブログにアップした次第です。

テレビドラマは、よほど低予算なのでしょうか。
あんまりですよね、文太さん。(--。)



あっと思ったのは、
贈収賄に関係している一般人である会社社長が男の口封じをするために、自宅リビングのガラスケースの中からライフルを取り出すシーン。
そのライフルで男を狙撃するためですが、お茶の間のテレビドラマで、こうしたシーンがすでに昔から放映されていたことにも驚きました。

いかにドラマとはいえ、お茶の間のテレビドラマ。
ライフル所持者から番組に対して当時クレームの一つもなかったのか知りたいものです。銃の所持者が、いろいろな事情からその銃を殺人のために用いるということが、テレビドラマでは珍しくなかったということなのか。

銃撃戦を日本の刑事ドラマでやるなとは言いません。
それがいかに非現実的だったとしても、ドラマは一応、創作ですもの、何でもありです。

なのに、
日本では一般人は銃を持たない→銃の所持者に人を狙撃させよう→かくして刑事と犯人との銃撃戦を構成する!という刑事ドラマではあまりに安直(な脚本)!


テレビ番組の≪新しさ≫って、
時間が経てば簡単に≪古さ≫に転じるのは、
きっとその≪安直さ≫ゆえなのでしょう。


その古さに、今朝は笑わされてしまったけれど、その≪安直さ≫が生むものについては、昨夜ブログで銃の所持について書いたばかりなせいか、改めて考えさせられました。


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Last updated  Dec 18, 2007 05:02:11 PM
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