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テーマ:本のある暮らし(3218)
カテゴリ:日々の読書(その他小説)
子供が、今話題の「ダ・ヴィンチ・コード」を買ってきたので、借りて読んで見た。以前にも、テレビで特集をやっていたよね。
まず、内容だけど、概略は以下の通りだよ。 ルーブル美術館館長のジャック・ソニエールが殺された。殺したのは、シラスという、オプス・デイという宗教団体の修道僧である。ソニエールは、最後の力を振り絞って奇妙なメッセージを残す。宗教象徴学者ロバート・ラングトンは、彼と会う約束をしていたが、フランス警察のファーシュ警部により犯人にされそうになるものの、ソニエールの孫娘ソフィーの助けにより逃亡する。 実は、ソニエールは、秘密結社シオン修道会の総長であった。シオン修道会は、永きに渡り聖杯を守ってきた組織である。聖杯の隠し場所の鍵となるキー・ストーンを手に入れた二人は、ラングトンの友人の宗教学者リー・ティービングの助けで、イギリスに渡ったものの、ティービングの執事レミーの裏切りにより、キー・ストーンを奪われてしまう。事件を影で操る意外な黒幕は誰か? そして、聖杯の隠し場所とは? イエスはマグダラのマリアと結婚していて、子供までいたということのようだけど、これが公になると、イエスが人間であるということとなって、いまのカトリックの教義を根底から揺るがしかねないというんだって。イエスに子供がいたら神性が否定されるっていうんだけど、このあたりが、日本人の感覚からはピンとこなかもしれないね。だって、わが国にいます八百万の神々は、みんなたくさん子供がいるものね。そういえば、ギリシア神話だって、神様は子供をつくっているよね。 でも、小説としては、結構楽しめたよ。かなりの長編だけど、一気に読んでしまった。 「ダ・ヴィンチ・コード」(ダン・ブラウン作、越前敏弥訳:角川書店) ○応援クリックお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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